昭和天皇の御宸筆見つかる・硫黄島遺骨 新レーダー探索…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2019.01.08 Tuesday 00:00
くっくり


 中国はそれを知ってます。
 だから安倍さんの根元を腐らせようと思って、色んな工作をやってくるわけで。
 そうすると、安倍総理が○○○すべきなのはアメリカだけなのかっていうのが、総理の考えなんですよ。

 トランプさんの間はまだしもね、トランプさんもいつ変わるかわからないけど、アメリカ、逆に民主国家だから。
 習近平国家主席はすでに終身主席みたいなことを平然と…(笑)。
 笑っちゃうけど笑い事じゃないアジアの現実、あるいは世界の現実なんですよ。
 トランプさんがどんなに大暴れしても最大あと6年しかないわけですよ。

 そうすると、安倍総理としては、日米安保を機軸にするのは正しい、トランプ大統領の活力をちゃんと使うのも正しい。
 でも中国の背後、中国の後ろにいる大きなクマのような存在はロシアだから、ロシアと手を組むのは中国ということを考えれば一番正しいと。
 しかもロシアの関心事は本当はヨーロッパだから。
 しかも今、北極海の氷がかなり溶けたんで、北極海とヨーロッパなんですよ。

 したがって、日露戦争っていう歴史はあるけれども、ロシアが中国みたいに、日本の何もかもを奪いたい、たとえばロシアが沖縄を奪いたい?
 それはさすがになくて、特にプーチン大統領はあのクリミア半島やあるいは黒海周辺の問題、あるいはウクライナ、ヨーロッパの方に目が向いてるんだから、逆に言うと、ロシアとは、中国を挟み撃ちにできるって、これは地政学の基本ではあるんです、確かに挟み撃ちっていうのは。
 だから北方領土は本来は妥協してはいけない、僕も妥協してはいけないって意見に変わりありませんけれども、安倍総理の真意はそこにあるわけです。


(2)安倍首相 改憲議論進展に期待

(ざっくり起こし)

 まず年頭所感で安倍政権の本願中の本願、もちろん忘れたわけじゃなくて、理由があって触れなかった。
 NHKの番組ではなぜ触れるのか。
 公明党との裏交渉の結果ですね。

 自公連立は当たり前になっているけれども、本当は公明党の影響で憲法改正は遅れてます。
 一昨年の5月3日に、安倍総理が突如、9条はそのままで…とおっしゃったのも、あとで僕が調べたら、自由民主党の高村さんと公明党の北側さんが水面下で協議して、それを山口代表と安倍総理に上げて了承を得て、その上でのこと。

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