韓国軍が自衛隊機にレーダー照射・防衛大綱見直しの意義・入管法改正その後…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.12.25 Tuesday 00:21
くっくり




(2)政府 中国を名指し批判 対日サーバー攻撃で

(ざっくり起こし)

 さっきの話と当然つながってる話なんですけれども、自衛隊とね、あるいは自衛隊だけでなく、総理官邸に内閣官房ってありまして、内閣府ありますよね、そのあたりにも、サイバー攻撃への対処の人員は要るんですけど。
 中国とかアメリカとかロシアとかね、それからさらに北朝鮮のような小さい破綻国家と比べても、人員の桁が少なくともゼロ2つ少ないんですよ。
 実質的にはゼロ3つ少ないです。
 向こうが1000人なら、こっち1人という体制です。
 本当はもっと酷い、1対10000ぐらい。

 本当にサイバー部隊と名乗れる人以外に、バックアップも含めて実質的にやってる人もいるわけです。
 でもそれ全部合わせても、1000人に届いてない。
 それで中国にやられ放題なんですよ。

 だから、このニュースの一番勘所は、官房長官が様々な機関、その中に政府機関もありますよ、長期にわたる広範な攻撃を確認してるって、これがこのニュースのいわば味噌でね。
 これはもうちょっと分かりやすく言うとですね、やられっぱなしですと言ったという。
 攻撃は確認してるけど、なんせサイバーアタックっていうのは、元々の発信源を特定できる場合も、日本のように人員が少なくても技術力がそれなりにあるから、特定したケースもあります、本当は。

 当然そこにこちらからサイバーアタックをかけて、そこを潰さないといけないですよね。
 特定しましたで終わってたら話になんないわけですよ。
 拉致事件が確認できました、北朝鮮が認めましたから、と同じで。
 その先ですよね。
 ところがそのチャイナならチャイナのサイバー攻撃に拠点を、こちらから攻撃すると、それは憲法違反だと。
 専守防衛に外れてると。

 だから攻防部会や安保調査会って自由民主党の会合で僕はずっと、この1年、特にずっと言ってるのは、それは話が逆で専守防衛が間違ってるんですと。
 だから防衛計画大綱で「いずも」の事実上の空母化とかが確かに盛り込まれて、それから僕がずっと主張してきた自衛官の年収を上げることも盛り込まれました。

 しかし本当は専守防衛っていうのはすでに成り立たないと、いうことを言わなきゃいけないって言ったら、最近も国防部会長が、口が開いて後ろに反り返る感じになって、リアリストのはずの青山さんがそんなこと言うのってお顔になったから、部会長、部会の皆さんも申し訳ないけど、それは話が違うと。

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