入管法改正での青山批判の誤解を解く…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.12.11 Tuesday 01:45
くっくり


 入管法を止めようとしてんだから支持するっていう書き込みをいただいてですね。

 この書き込みはいけないって言うんじゃなくて、もう一度言いますが、まず僕自身がもっと強くならなきゃいけないと、ね、他人がどうこうじゃなくて。
 しかし、山本太郎さんが牛歩をやって、そして演題で叫んで、そこをオールドメディアが、この虎ノ門のカメラと違って、オールドメディアがそこバッと撮ると。
 そこを流すと。
 それで何か良くなるんですか?
 一切ならないですよ。

 硫黄島の戦いは、いつも言ってる、この、また本出すのちょっと嫌だけども、この本(「ぼくらの死生観―英霊の渇く島に問う 」)に書いてる硫黄島の戦いっていうのは、実際に、本土への爆撃を遅らせて、実際にそれで殺される日本国民の数が減ったから、僕らがいると。ね。
 自分たちはただ殺されるだけで、目立つことなく、褒められることなく、未だにご遺骨が捨て置かれてる人が12,000人いる行動ですよ。
 山本太郎さんは、次の選挙、もう来年選挙ですから彼は、だからはっきり言うと、顔を売るためにやってるんですよ。
 まさかそれを硫黄島の方々と一緒にするっていうのは、話が逆さまで。

(居島一平:ちょっとその喩えはねぇ…)

 いや、これは悪いって言ってんじゃなくて、こういう弱さが僕たちの中に、僕の中にもあるっていう事を、この国会で一番掴みとりたいんですよ、僕たちが。
 もっと僕らは、あえて言いましょう、護国の鬼として、特に鬼というのは、これは怖い言葉じゃなくて、この場合は死者って意味です、ご存知の通り。
 もともと鬼っていうのは死者って意味ですから。ね。
 だから僕は護国の鬼なんですよ。
 実はもう死ぬ覚悟してますから。
 しかし僕も含めて、それならそれで、普段から平然と強くあって、できることを爪で引っ掻いてもやると。

 硫黄島の方々が、もう殺されるんだと、ね、故郷に帰れないと分かって、無駄な戦いではなくて、だから栗林中将が穴を掘って立てこもるって言われて、最後にはみんな殺されたんだけれども、で、最後には日本は戦争に負けた、その途中に爆撃もされた、でもそれを爪で引っ掻いて穴を掘って、それを遅らせたことによって、かすかな希望が残って、いま私たちの社会が作られてると考えればですね。

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