入管法改正での青山批判の誤解を解く…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.12.11 Tuesday 01:45
くっくり
(居島:同じ土佐のね、出身でね)
土佐で一番、侍の中では一番、っていうか、農業、農民の方よりも暮らしはもっと酷かった、ほとんどの人が、地下浪人。
その地下浪人の岩崎弥太郎さんに経済はおまえやれって言ったのは、明治維新はいわば既得権益の侍の側からやった改革でもあるけれども、革命じゃなくて改革でもあるけれども、経済は民で行ったんですよ。
富国強兵ってね、富国強兵だけ教わるから、経済も全部、官でやったんだと、さっきの、全部公でやらないと、水道は公でやらないとみたいな話で、全部、官だ官だと。
官尊民卑の本心が出るわけですよ、そこで、僕らの弱さが、僕も含めた、弱さが出るでしょ。
でも本当は日本の強みってのは、経済は民に任せたんですよ。
だから住友や三菱や三井が勃興して、安田も含めて勃興して、大きくなると悪いこともする、悪いこともするけど経済は民が動かしてるってのは、日本の強さの中心だったとアメリカは知ってるから、潰したわけです。
それが漁業にもあって、戦前の漁業ってどんな漁業ですか。
それは網元っていう方がいらして、その網元のもとに漁家の方々がいわば集結してて。
で、網元は大きなお家だけど、それは自分だけが幸せになりたくて大きなお家じゃなくて、漁家の方々がそこで会合もできると。
いろんな人が集まれるって意味でも大きな家なんですよ。
だから西洋型、アメリカ型の民主主義と違って、そういうふうに網元を中心に日本の漁家は栄えていたし、それが例えば食料の安定生産という意味では大きく貢献してたってことを、ちゃんとGHQは知ってるから、これを解体したって事実が、だから網元って今もうほとんどないでしょ?
(居島:小説の中にしか出てきませんからね)
そうです。
で、どうなったかと言うと、実はいろんなご意見あるでしょうが、さっきね、委員をなさってる方が参考人で来られてって言いましたよね。
この漁業法改正の根幹のひとつは、この委員を公選で、選挙で選ぶってのをやめるってことなんです。
これ要するにアメリカ人は、アメリカ人にとって民主主義は選挙だけだから。
天皇陛下のご存在なんか分かんないから、はっきり言って。
神道も分かんないですよ、だから勝手に宗教にしちゃったでしょ。
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