入管法改正での青山批判の誤解を解く…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.12.11 Tuesday 01:45
くっくり
それでですね、特定秘密保護法と平和安全法制っていうのは、まあ今国会よりももっと激しい野党側の抵抗ね、反対、それからオールドメディア一致結束した猛反対、があって成立したんですが、それはしかし、安倍総理が再登板なさった目的とぴったり合ってはいるわけです。
ただし、これも僕は全部賛成というわけではなくて、当時まだ民間人ですけれども、平和安全法制ってやつは集団的自衛権が、まともな日本の権利だと。
国際法で認められてるのはもちろんですが、特に国連憲章ではっきり、個別的自衛権と集団的自衛権をちゃんとやりなさいと、いう趣旨のことを書いてあって。
で、日本はアメリカを除けば一番お金を出してる国なのに、国連に、なのに国連憲章に明記されてることも日本だけはできないと、日本だけはしないと言ってためちゃくちゃな状態を、ようやくこの再登板後の安倍政権で実現したんですよ。
ただし、そこに日本が本当に存立基盤が失われる場合に限りって趣旨のことが含まれているから、例えば僕と日常的に議論してるアメリカだけじゃなくて、例えば同じ敗戦国のドイツの陸軍あるいは国防省の人からも、これ逆に、集団的自衛権使わないってことじゃないですかと、いうことまで僕に言われて。
でも、こういう段階を踏んでいかざるを得ない、残念ながらそういう社会なんですよ。
国というよりは社会なんです。
例えばこの(ニュース項目の)5番にですね、今日12月10日で、だからおととい、12月8日が真珠湾攻撃だった方がいいですけれども、その真珠湾攻撃ついてもう口酸っぱくして言ってるのは、あるいは「逆転ガイド」っていう本を、カラー写真いっぱい入れて、しかし価格は抑えて出版社に泣いてもらって出して。
真珠湾攻撃はずっとアメリカに卑怯だと言われてて云々って話が、違ってて、その真珠湾のアメリカの事実上の戦争記念館、2館あるわけですけども、そこで帝国海軍を絶賛してると。
先進技術というだけじゃなくてフェアな戦いだったっていうことを、日本が油を輸入できなくするっていう封じ込めを行ったからだと。
侵略戦争だからっていうのは書いてないと、いうことをですね、ずっと言ってても、77年目の今年も全然変わんないわけですよ。
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