入管法改正での青山批判の誤解を解く…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.12.11 Tuesday 01:45
くっくり



 で、これが経済産業省だけじゃなくて、ここに書いてる通りですね、2号に該当するのは本当は建設と造船ぐらいしかないわけですよ。
 で、建設と造船、その業界そのものに僕は当たりましたが、制度はあってもこれは使わないと。
 ということは、実質的に少なくとも、2年後の見直しまでの間は、1号しか動かないんですよね。
 14業種あってですよ。

 いうことは皆さん、ここに戻って考えていただくと、できた修正っていうのはですね、これ(すでに日本で働く外国人128万人)をほっといていいのかと。
 技能実習生や留学生を隠れ蓑にしてる制度を、なくしていかなきゃいけない。
 一気になくすことはできない、もう一回、革命はないんで。
 全部帰れとか、全部海に突き落とすことは日本はしませんので。
 革命ってそういう意味なんですよ?
 そういうことはしない。

 だんだんなくしてくために、特定技能1号を代わりに入れるという制度にしたらですね、今の、要するに法律の担保もなく制度もないまま、勝手に留学生や、お互いのニーズに合うからといって、低賃金で技能実習生や留学生を働かしてる現状と、特定技能1号っていうはっきり法律で決められる制度と、入れ替わっていくっていうのは、これは実はもうこっち側(鬼=青山案)なんですよ。

 だからこんな地味な話は、もうパーンと反対ですと、廃案だー!と言うのと違って、全然目立たないから、一切評価されないですよ。
 評価されないことが大事なんですよ。
 硫黄島の方々も評価されないできたから、未だに12,000人があの島に取り残されたままになってるんですよ。
 そうでしょう?
 だから山本太郎さんで言うと、まんまとはまってますよね、僕らの側から。
 硫黄島の守備隊と同じだと。
 そうでしょう?

 だからもう一回言いますが、特定技能1号だけにするのと、それから2年後に見直したらそこで効いてくるんですよ。
 だから少なくともこれは他の省庁にも確認していったんですけども、経済産業省だけじゃなくて。
 要するに、実際は2年間動かないんですよ。
 じゃあ2年間の間に、特定2号動かさずに、ごく一部を、今までの128万人じゃなくて、むしろちゃんと入れ替えていって、2号を動かす必要がないとなれば、じゃあ2年後の見直しの時に、特定技能2号は根本的に見直しましょうって話にも、努力すれば繋がっていくわけですよ。

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