米中貿易戦で中国ベタ降り&北朝鮮に関心ないトランプ大統領…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.12.03 Monday 20:34
くっくり


 今日今までお話ししたニュースとこのニュースの尻尾、どこがどう絡みますか。

 さっき僕はある言葉を連呼してたじゃないですか。
 3カ月、3カ月と。
 パチッと90日で決めてるでしょ、あのでかい中国相手に。
 北朝鮮相手は、1月か2月に…、どんだけアバウトなの?
 そこが肝なんですよ。

 トランプ政権は今、チャイナの脅威にこういうふうに(集中しているジェスチャー)出ていて、北朝鮮はとりあえずアメリカに撃つ核はあきらめたんだから、中国が守ろうが守らまいが、それ関係なく、北朝鮮の意思として、アメリカとは核の競争しませんよと言ったので、もう完全に先送りになってるわけですよ。

 これもオールドメディアは僕はやっぱり困ったこと言うなと思うんですが、ポンペイオ国務長官はじめ、ボルトンさんも含め、1月にちゃんとやるんですよとなってる。
 したがって依然として北朝鮮問題はアメリカに頼んでいいんだっていう風に言ってるけど、トランプさん自身が、いや、1月か2月か…(笑)。

 これって全然ケースが違うっちゅや違うんだけど、例えば岡本ちゃん(ディレクター)が岡子という女性だとして、僕は酷い奴で一平子ちゃんと二股かけて、両方にプロポーズしてると。
 本当は喧嘩だけど。
 岡子ちゃんには、90日以内に返事してよと。
 一平子ちゃんには、まあ1月か2月か…(スタジオ笑)。
 そういうことなんですよ。

 だからこれはゆるゆるだってことなんですよ。
 もうはっきり言うと、関心がないんですよ。
 しかも帰りの飛行機、専用機の中で記者団に聞かれたら答えるっていうのはね、自分から言うつもりも特にないわけですよ。
 だから1月か2月…、もう12月なんだからもうすぐやりますってことを言ってんじゃなくて、まあ年明けてから、やれる時にやれればいいんじゃないの、と言ってるわけです。
 これはだから日本にとっては、超弩級の大問題なんですよ。

 で、逆説的に見るっていうのは僕はあまり推薦しないんだけど、必ず裏側っていうか違うサイドから見ることも大事で、さっき言った中国の商務次官の話っていうのは、例によって中国が都合のいい嘘をついてるというようにも見えるだろうけども、逆に言うとどれだけ国内の不安に苦しんでるかと、中国政府自身が、ってことだとお話ししましたよね。

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