米中貿易戦で中国ベタ降り&北朝鮮に関心ないトランプ大統領…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.12.03 Monday 20:34
くっくり
これをはっきり言ったのが、なんと李克強首相なんですよ。
首相になる前のエコノミストとして知られた李克強さんが、それも西側のインタビューに答えて、自分は統計は信用してないと。
信用できるのは実際にこの各地区でどれくらい電気を使ったか、これも産業の電気ね。
それからどれぐらい鉄道で、物を移動させたか。
この2つだと言ったわけですよ。
それ李克強さんの株が西側ですごく上がって、それが気に入らないから習近平さんに徹底的にやられてきた。
そうすると、中央の北京ですら、中国経済が本当はどうなってるかよく分かんないわけですよ。
だから経済成長率は、まあ話半分って言いたいところだけど、これは西側のエコノミストはだいたい3分の1に、人によっては4分の1に見てるわけです。
だから成長率が8%って言ったら、まあ2%あるかないかだと。
人によっては、いや、もうとっくにマイナス成長だと言う人も現にいます、欧米に。
日本にもたぶんいらっしゃる。
日本のエコノミストって、上念さんとか高橋洋一さん以外は、なかなかそういうこと言わないので(笑)。
でも実際はそういう状況にある中で、頼みの綱はやっぱり依然として輸出なわけですよ。
それをアメリカにがーんとやられると、もう中は本当に疲弊しきってるから、商務次官は、もともとの、追加された関税もなくなるんですよってことを言わざるを得ない。
これはしかし喧嘩上手のトランプ大統領にとったら、それこそ究極のビッグデータでね、こんなおいしい話はないんですよ。
そうか、こんなに弱ってだなあと。
だからこのガチガチの(関税の)二階建てスタイルで押していくしかないなと。
それも3カ月っていうことは、逆にお尻切られたわけだから。
中国は下手をすると、3カ月以内に政変ってことも、もうゼロとは言えないですよ。
だからそういうニュースなんですよ。
このニュースで米ロ首脳会談がどうなるのかとか、結局吹っ飛んだみたいになってて、だから今日はまずこの話を、オールドメディアの報じてることと違うので、お話をしようということなんですよね。
(3)米朝再会談は1月か2月 トランプ氏
(ざっくり起こし)
皆さん愕然としません?
いつも言ってる通り、メディアリテラシー、僕はもうちょっと平たく、ニュースには尻尾があると。
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