米中貿易戦で中国ベタ降り&北朝鮮に関心ないトランプ大統領…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.12.03 Monday 20:34
くっくり



 だから、細かいことは決まってないから、第一次安倍政権は立派な仕事をして、国民投票法をとりあえず決めたわけですよね。
 で、さらにそれを、もっと国民が投票しやすいものにしましょうって今、改正をやろうとして、それも事実上野党の非協力もあって、ま、自由民主党に責任がないわけじゃないけども、止まってるわけですけども。
 これはしかし憲法の書きぶりとしては、いわばこれで十分なんですよ。
 何が十分かというと、この憲法は変えるべきものであると。

 これは皆さんね、これを一切使わないのが護憲派って言うなら、この96条の条文が変わらなきゃいけないですよ。ね。
 この憲法は、未来永劫、一字一句変えてはならず、国会がどのような議論をしようとも、国民の動揺考えると絶対変えてはいけないと。
 したがって天皇陛下は国民の名において、これを永遠に一字一句守るんだと、書いてなきゃいけないでしょ?
 書いてありますか?
 だからこれを無視することを護憲って言うのは、話が無茶苦茶なんですよ。
 だから僕らこそ護憲派なんですよ。

 憲法が本来期待してるものを、ちゃんと時代を見てね、国会議員がその時代の変化、国際情勢の変化、まさしくめちゃくちゃに変化してるわけじゃないですか。
 そうでしょう?
 それを踏まえてちゃんと発議しなさいと。ね。
 発議は場合によってはできるっていうんじゃなくて、本当はそれによってしなさいと。
 そしたら国民はちゃんと自らの頭でお考えくださって、自分の意見を国民投票で表してくださいと。
 そしてそれが決まれば陛下は粛々と、それを公布なさいますということが書かれてるわけで。

 したがって臨時国会も通常国会もへったくれもなくて、毎国会ごとにですね、憲法9条はもちろんのことね、9条だけじゃなくて、例えば、最低限の生活を保障するって言ってるところが、例えば格差や貧民層の出現と噛み合ってどうなのかってことも含めて、もうほとんど全部の条文を毎国会中ずーっと審査してるっていうのが本当の姿でしょ。
 だって本当に時々刻々変わるんだもの。
 日本の中身も、世界もね。

 野党がいわばそれを逆手にとって、っていうか例えばね、下村さんの発言も真意はそこですよね。

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