米中貿易戦で中国ベタ降り&北朝鮮に関心ないトランプ大統領…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.12.03 Monday 20:34
くっくり
表面に出てるだけで一時見送りってことは、水面下ではもっと手打ちと言わざるを得ないような、このへんにしとくかみたいな話になってんじゃないかと。
でも朝のNHKニュースから何からね、新聞取ってる方は新聞によって書き方が違う、新聞取ってない方もネットで見るとバラバラだと。
本当は何なんだということ知りたい方が多いと思って(このニュースを)取り上げたんですが、一言で言うと、全く手打ちじゃないです。
全く違います。
このニュースの最初の方にね、中国の王受文商務次官、はっきり言って大した大物でもない、要は現場責任者の一人がですね、この習近平さんとトランプ大統領が会談した後にわざわざ会見開いてね、これはアメリカが、中国からやってくるアメリカへの輸入品に、最大25%っていうものすごい関税をかけたと。
で、中国はそれに対抗して、アメリカが中国に輸出する時に関税をまた同じようにかけたと。
で、こういうのも、全部なくなるんだと言ったわけですよ。
これ全く事実に反するんです。
少なくともアメリカ側はこれを一言も言ってないわけです。
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これ公平に見てどういうことかと言うとですね。
ものすごく分かりやすく言うと、今までお互いに、米中それぞれ関税をかけた。
もともとの関税プラスね。
それでアメリカは中国に対して、もっと乗っけるって言ってるわけですよ。
今回トランプ大統領と習近平さんの話で決めたっていうのは、この部分だけ(○で囲った分だけ=来年1月に予定していた25%への税率引き上げ)を、3カ月待ってやるって言っただけなんですよ。
僕はアメリカ側の、僕と信頼関係ある人に電話で直接確認したんですが、これだけだよねって言ったら、That's all.、全部だと。
中国はもともとの関税もなくすみたいな話をしてるって言ったら、知ってるよと。嘘だよと。
ただアメリカ側がそう言ったからといって、すぐ信じちゃダメで。
というのは外交交渉っていうのは、そもそも、それぞれ都合のいい発表がするんですよ、毎回。
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