入管法・消費増税・北方領土・竹島…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.11.20 Tuesday 00:02
くっくり
(5)日米豪インフラで協力 太平洋地域 中国に対抗
(6)自由な太平洋へ関係深化 日豪首脳が会談
(ざっくり起こし)
オーストラリアにもう安倍さんが行かれて、モリソン首相と初めて会談した。
自由な太平洋へ関係深化、何のことを言ってるか。
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中国が南太平洋の島嶼国にドカーンと援助を出してて、オーストラリアは今まで中国についたり離れたり、右往左往してた。
それがオーストラリアの頭上のところを全部中国がお金で押さえるようになると、さすがに腰が定まってきて、じゃあこっちからも援助をしましょうねと。
ところがオーストラリア経済ってのは実は大変悪い。
お金がないので、まだ世界ではお金が色々ある方の日本と協力してやりましょうっていうのが、自由な太平洋へ関係深化。
チャイナが島嶼国から搾り取ったお金で支配してしまうと、太平洋の自由と民主主義が失われる。
ここに日本はお金を出し、トランプ政権もこのあたりには出すと言ってる。
しかも南シナ海も含めて、あるいはこのポリネシアやミクロネシアのあたりにも米軍をより展開して、中国が南下するのを止めようというのがこの2つのニュース。
その意味では安倍外交は死なずで、脈々と生きてる。
こういう積極外交、特にオーストラリアに行ってモリソン首相に、水面下でも中国はどれぐらい脅威になるかってことをガンガンに言ってる。
だからこないだの訪中は安倍さんは問題ないと思ってるわけです。
残照っていう美しい日本語がある。
が、すでに日が沈んでいて、残り火で上の雲や空が照らされている。
赤黒い。
しかもその後、闇が待ってる。
自然界では夜明けが来るが、人の世では夜明けが来ないことがある。
安倍総理はその夜明けが来ないことを考えてて、それは後継者がいないということ。
国家観、歴史観、特に歴史観が根っこで一致してる後継総理でないと、安倍総理、安倍政権なりにものすごく苦労して、『もりかけ』までやられながら何とか平和安全法制も通し、やってきたことが全部ダメになると。
ところが国家観、歴史観が共通してると明言できる後継者がいないんですよ。
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