動かない小泉厚労部会長と野党の追及が緩い理由(外国人労働者の受け入れ拡大法案)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.11.13 Tuesday 00:36
くっくり


 ところが厚生労働部会、小泉進次郎部会長をはじめ、全く動きがないわけですよ。

 それで、僕は実は水面下でたくさん回りますから、そうすると人の言うことがバラバラなわけですよ。
 いや、法務部会長が自分が開きたいと言ってるんだとか、いや小泉さんがね、てんてんてん(…)って言い方とかね、もう雲の中みたいな話なんですよ。
 でも要は、肝心要の厚労部会はついに、10月22日から26日まで1度も開かれてないわけですよ。
 これ、全然メディアは報じませんよね。

 でも現場ではものすごく、僕だけじゃなくて、皆さんが、特に厚生労働部会に属してるお医者様出身の議員などがですね、法務部会にちゃんとお出でになって、何度も、厚労部会を開くべきですと。
 だいたい厚労部会でタスクフォースとかワーキングチームがあって、もしかして外国人の方が増えたらどうするんだっていうのを議論してきたのに、それ何で活かさないのかと。

 これ実は、以下は僕の個人的見解ですよ?
 僕の見解ではですね、その厚労部会で議論して、現役のお医者様を含めた専門的な議論をしたところ、こんなの来年4月1日に全然間に合わないわけですよ。
 全然間に合いません。
 僕も自分で厚生労働省に中に入っていって、実は厚労省にも法務省にも、特に法務省は多いですけど、はっきり言ってシンパがいますから、長年付き合ってる人もいるし、確認したらですね、厚生労働省はどんなに急いでもこの秋から1年半かかると。

 すると厚生労働部会開くとですよ、当然、ちょっと待って下さいと。
 厚生労働部会の中の専門家会合でね、やってるじゃないですかと。
 間に合わないじゃないですか、4月1日の施行できないじゃないですかと、いうのが出るから、やらないと。

 だからガス抜きどころか、逆に言うと、昨日独立講演会で何度も申し上げたんですが、ネガティブなことこそ、とっかかりなんですよ。
 例えば受験に失敗した方が人生のとっかかりなんですよ。
 受験に一度も失敗しない、試験に一度も失敗しない財務官僚が、消費増税で、アベノミクスも日本経済もダメにしようとしてるわけですよ。

 僕は失敗の方が多いですが、でも本当に失敗に力をいただいてる。
 それを考えたら、何もこう、やばいことはやらないっていうのもおかしいし、さっきの話を逆に言うと、ガス抜きじゃなくて、ガス抜きだけで済むんだったら、厚労部会、絶対やりますよ。

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