動かない小泉厚労部会長と野党の追及が緩い理由(外国人労働者の受け入れ拡大法案)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.11.13 Tuesday 00:36
くっくり



 日本に戻して言うとですね、これ税しかない。
 しかも、普通考えるとやっぱり60歳で結婚なさってお子様を産む人よりも、やっぱり30前後とか20代後半で産む人が多いでしょ。
 ってことは税の負担を他で担おうとすると、それより下の世代は無理じゃないですか。
 ということは僕を典型に、上の世代しかないんですよ。

 上の世代の税負担を重くして、例えばお子様が産まれる度に、所得税をはじめ税の負担が軽くなっていくとすると、こっち(上の世代の負担)は重くなっていく。
 でもこういう世代が一番選挙に行く。
 そういう投票が特に自由民主党を支えてる。
 だからそんなことは間違っても言えない。
 だから結局、少子化担当大臣がいても何の手も打てない。

(中略。かつての教え子達がアラサーになったが、経済的不安で結婚できないという話)

 (懐妊した)次男の嫁は義理の親が僕だから安心して産むんですと(10月26日金曜日の法務部会で)言ったんです、あえて。
 僕は別にお金持ちじゃないけれども、しかし何か困った時は助けることはできますよ。
 つまりこういうのを本人の自助努力だけじゃなくて、あるいは社会として支えるのが人口減対策であって、少子化対策であって。
 (それを)やってないじゃないですか。
 日本国民の人口を増やすことをしないで、それを外国人で埋めようっていうのは、恥だって言ったんですよ。

 すると珍妙な反論もあってですね。
 大東亜戦争でアジア解放のために戦ったんだから、アジアの方々に国に来てもらって支え合うのは保守の考え方だっていう発言もあってですね。

(居島:えっ?(笑))

 僕もっと正確に覚えてるけど、言った方が発言された方がいいと思うからこれ以上言いませんが、まあ、ある意味感心して聞いてましたよ、僕は。
 まあそれはその人の主張としておっしゃればいいけど、それを保守と言うのはどうかなと。

 これはですね、保守というのは別に、例えば日本だけの概念とかなんちゃらじゃなくて、守るべきものを守り、変えるべきは変えるっていう事なんですよ、単に。
 守るべきものって何ですか?

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