動かない小泉厚労部会長と野党の追及が緩い理由(外国人労働者の受け入れ拡大法案)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.11.13 Tuesday 00:36
くっくり
そういう人たちを受け入れるって事になっていたっていうか、なっているんですよね、今現在。
単純労働って言う方もこれも僕はちょっと受け入れがたいんだけど、じゃあその大学の先生や弁護士や、ラジオ・テレビでしゃべる人が高級で、例えば稲作をなさったり、地下鉄の工事する人は高級じゃないのかって。
こういうおかしなところをまず本当は根っこも考えないといけないんですが。
いちおうまあ単純労働っていう言葉、今まで使われてきたから、その言葉をあえて使えばですね、さっきの裏返しで言うと、じゃあ誰でもできるのか。
地下鉄の工事は健康でないとできないですよね。
それから例えば稲作も腰を屈めて、しかも丹念に丁寧に、いわば単調、単純じゃなくて単調な仕事に耐える強い心身がないとできないですよね。
だからそもそも仕事をこうやって切り分けること自体にもやや問題があるんだけど、いずれにしても、たくさんの人がやってる仕事をあえて、まあ単純労働って言葉に置き換えるとすると、それを認めるとですね、要するに日本の国民の仕事を奪ってでも、もうどんどん人が入ってきてしまうから、それしないで、まあやっぱり誰もが大学で教えられるわけじゃないから、大学で教えられる人とか、あるいはどこの国でも法曹資格、相当、司法試験は難しいのは世界共通のことですよね。
だからそういう人だと当然、数が限られるから、日本は移民は受け入れないけれども、それから難民の認定もきちんとルールに則って、バーッと労働力を期待してドイツみたいに受け入れるって事をしないというのが今までの政策だったわけですよ。
それをまあ全部ひっくり返すみたいな大転換の法案で、もう一回言いますが、難しい言い方をしてるけど、一定の技能っていうのが、実はそれまで単純労働と言ってきたやつを言い換えてるだけですよね。
もう一回言うと、1号はたくさんの、まあはっきり言うと、働いてくれるならどんな人でも受け入れるっていう意味。
で、2号っていうのは、これもっと分かんないこと書いてあるけれども、熟練技能が必要な業務に就く特定技能…って言ってるけど、これは要するに事実上の永住権なんですよ。
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