【過去】ドイツ移民政策の明暗に学ぼう!中国人大量割り込みが日常風景になる前に

2018.11.05 Monday 19:28
くっくり


 しかし、たとえすべてを承知でも、そんな先のことなど考えていられないほど、労働力の不足は切羽詰まっている。グローバリズムでますます過酷になる価格競争、そして労働力不足。その前で、移民排斥などという勇ましい掛け声がいかに非現実的かは、ドイツにいるとよく分かる。外国人誘致には、都合のよいことだけではなく、もちろん不都合もくっついてくる。しかし、それでも私の目には、日本で大量の外国人の誘致が始まるのは時間の問題と映る。だからこそ、日本政府が緊急にするべきことは、それをなし崩し的ではなく、計画的に実行すること、つまり、一番良い妥協案を考え出すことなのである。

 他国民を安い労働力としてのみ利用すれば、必ずツケが来る。一つ間違うと、ドイツのように、外国人が一カ所に集まり、社会が二分する事態を招くだろう。日本語の通じない学校もできる。外国人の心に芽生えた不満は社会を不穏にする。それはすでに、イギリスでもフランスでも爆発した。私たちは、極力それを避けなければならない。

 だからこそ、外国人の労働力の確保には一貫した政策が必要だ。未来の日本国民を選ぶというぐらいの覚悟で入国資格を定め、厳しく審査し、その代わりに、入ってきた外国人は差別せず、歓迎しなければならない。両者に得るところがあってこそ、初めて外国人誘致政策は成功する。日本はいい国なので、誠意をもって受け入れれば、どんな外国人でも、皆、日本が好きになる。彼らが日本で働くことを喜び、誇りに思うなら、私たちの目的は半分以上達せられたようなものだ。

 今、私たちが問われているのは、外国人が好きか嫌いかではない。外国人誘致問題は避けて通れないということを認め、長い視野に立った、敵視ではなく共存の政策を、早急に整備することなのである。

 ________________________________書き起こしここまで


 川口さんの結論については、異論反論がある方もおられるでしょう。
 私もあります。

 最後から2段落めの「日本はいい国なので、誠意をもって受け入れれば、どんな外国人でも、皆、日本が好きになる」、これが全く通じない人たちが大勢いるからです。

 それは言わずと知れたお隣の国々の人たちです。
 特に、大量に日本にやってくるであろう中国系。

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