【過去】ドイツ移民政策の明暗に学ぼう!中国人大量割り込みが日常風景になる前に

2018.11.05 Monday 19:28
くっくり



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 福祉を受ける方法はいろいろあるが、手っ取り早いのは「子供手当」。これは、児童保護の見地から、EU市民なら初日分から支給されるので、子だくさんのロマも実入りが大きい。もちろん、これさえ犯罪組織にピンハネされるのだが、ロマはEU市民なので、ドイツで職を探すのも合法、子供手当を受けるのも合法で、取り締まりが難しい。

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 また、一番数の多いトルコ系との文化的、感情的摩擦も未だにある。多くはすでに二世、三世だが、ドイツに溶け込み、十分な教育を受け、社会で活躍している人たちと、トルコ租界のような独自の世界でドイツ文化とは無縁に暮らしている人たちに二分されている。

 トルコ系に限らず、大都市では、貧しい外国人が極端に集中する地域が形成されており、そういう場所からはドイツ人が離れ、公立の学校でドイツ語が通じにくくなるという弊害が起こる。当然、そういう学校では教育が崩壊し、生徒の不満も高まる。学校は次第に失業者の予備軍と化し、犯罪の増加や、ドイツ人に対する敵視とも無関係ではなくなる。ドイツがちゃんとした移民政策を取ってこなかったツケが、次世代の教育現場に表出するのだ。

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 12年の犯罪の検挙数を見ると、たとえば傷害罪では、ドイツ人の37万件に対し、外国人10万件、スリ・盗難ではドイツ人の35万件に対し、外国人13万件。しかも、この場合の外国人とは、外国系ではなく、本当に外国籍を持った人のみであるため、その犯罪率はかなり高いことがわかる(註:日本の外国人による窃盗事件は、12年で7969件)。

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