法務省は外国人労働者受け入れ拡大反対・日銀は日中通貨スワップ反対…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.10.23 Tuesday 00:12
くっくり




(2)米朝首脳会談は越年公算

 交渉がうまくいってないってことあります、もちろん。
 同時に、もう、急ぎが違うんですよ。
 だからここ(記事見出し)に中国の中の字も出てこないけど、本当はメインの役回りしてるのは、あくまでもチャイナなんですよね。

 その最中に安倍総理はまもなく、国会を24日にやっと開会したら、翌日から中国に行っちゃうわけですけど、その最中に中国に行くわけですよ。
 だから今回の安倍総理の訪中は、妙なことすると、世界から日本が信用失うきっかけになるし、日米同盟にヒビが入るという、全体のつながりなんですよ。

 北朝鮮が日本に届くような核を持つことを事実上許される方向に行ってます、すでにね。
 ということは、こないだからずっと申し上げてる通り北朝鮮の持ってる小さい核は許すってことですからね。
 ボロ核でもとにかく持ったら、アメリカにとりあえず相手にしてもらえる。

 世界には核開発をしてきた国がいっぱいある。
 アルゼンチン、ブラジル、スウェーデン、スイス、韓国、台湾、ミャンマー。
 ミャンマーが核開発やってきたってことは、チャイナの協力が水面下にあった。
 どうしてミャンマーに手を貸すかというと、インドに対する圧力になるから。

 こういう国々プラス関心のある国、僕の推測として申しますが、フィリピン、インドネシア、ベトナム、中国の核の脅威に苦しむ国々がこれをきっかけに小さい核を持とうかと。

 しかも北朝鮮は事実上ビジネスができるから、北朝鮮の核ミサイル技術が闇市場でものすごく高値。
 メールで送ると絶対ばれるので、詳しく言えないけど、わざわざ東京で口頭で伝わる情報があって、それによればものすごく高値ですよ、今。
 つまり中国が裏にいるということと、核拡散の時代に入って、しかもその核が使われるリスクがものすごく高くなる。

 レーガン大統領がなぜINF、中距離核戦力全廃条約を結んだかというと、ICBMは使うことがほとんどできないんですよ。
 国を丸ごと破壊するようなものだから、撃ったら自分とこの国もやられる、潜水艦から撃たれて。
 だから使えなかった。

 でも中距離や短距離の核ミサイルだと使える時代に入っていって、じゃあその時に日本が核武装しないですむのかというと、もうアメリカがこんなに頼みにならないんだったら考えざるを得ないと。

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