読売が財務省と談合して消費増税世論工作…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.10.16 Tuesday 00:13
くっくり



 これ日本だとみんな当たり前でしょ。
 これ世界で当たり前だと思います?
 そんな国ないですよ。
 これ断言しますけど、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、サミットに来るような国の国民でも、そんな人いないですよ。
 これ僕の経験からすると、結構広い経験なんですけど、税率が上がったことを知ってるのは役人だけですよ。
 それも高級官僚だけ。

(中略。スウェーデンの消費税の話。普通の庶民は5%が8%になったぐらいでは気が付かない)

 逆に言うと日本人は隅々の人まで全員気が付くってことは、これ全部、消費性向って言ったりするんですが、消費者の動きを抑えるんですよ。
 間違いなく。
 民度が高い、世界で考えられないくらいレベルが高いからこそ、消費税は全然向いてないんですよ。

 特に10%になると、これも「胸いっぱいサミット」で言ったんですけど、これが987円とすると、これは8%の税率言ったら民度高い日本でもよっぽど数学、算数好きな人は別だけど、8%と言われてパッと言える人は少ないじゃないですか。
 でもこれが10%になった途端にどなたでも、98.7円ってすぐ分かるんですよ。
 ということは10%の重みっていうのは、今までと違ってどれほど重いか。

 だから最初の段階で上げていく時と、こうやって2桁に達する時とは増税の意味が違うんですよ。
 だから僕にも責任あると申しましたが、本当は、やってみないと分からなかったので、やってみて向いてないと思ったら、直ちに変えるべきなんですよ。
 だからそれだけのことで、別に普通の人間の歩みと普通の人生と、何ら変わらことがないんですよ。

 だからさっき言った、需要変動を平準化するためってそんなアホな言葉使うってのは、経済活動がまるで別世界にあるようなイメージでやってるじゃないですか。
 だから経済学者は信用できないっていうのは、そういうことを言ってるわけですよ。
 上念さんがこういう言い方したりしない、高橋洋一さんがこんな言い方したりしないじゃないですか、須田さんも含めて。
 そうでしょう?

 だからそれをもう一度、僕たちと一緒に…、国会議員を追及するのは正しいけれども、同時に、送り出してるんだから、国会議員の皆の地元の、皆が信用してる、今で投票してきた議員と、ちゃんと話をして、これでいいんでしょうかってことをですね、一緒に考えてくださるっていうね…。

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