読売が財務省と談合して消費増税世論工作…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.10.16 Tuesday 00:13
くっくり


 大枠は決めたことだから、それが8月の最初の、だから今の10月11月12月かけて予算を作っていくわけでしょ。

 そうするとその最初に消費増税やると、いったん法律で決まってんだから、その時に税金上がった時に、みんながそれでも物を買ってくれるようにするにはどうしたらいいかとかいうのを、それは臨時閣議を開いて、総理が指示するのは当たり前じゃないですか。

 だから読売新聞が表明って書いてんのも、まことにけったいな、何書いてはんねんって。
 どうしてこういう時だけ関西言葉使うか、これも武士の情けなんですよ。
 関西言葉で言うと何とかまだ救いがあるじゃないですか。
 これ何考えてんだよ!って言ったら、逃げ場も何もなくなっちゃうから(笑)。
 人間は余裕や逃げ場が大事なんで。

 だから共同通信の追っかけ記事は「臨時閣議で表明することがわかりました」と、こう普通に書いてあるわけですよ。
 読売新聞は一面トップ、つまり特ダネの扱い、これも財務省と間違いなく談合して、一面トップの特ダネ扱いにするためには、総理あす表明、記者会見やらないのにやるかのように見せかけるわけですよ。
 こういうのが実例の世論工作なんですよ。

 世論工作ありますよって趣旨のこと僕はいつも言ってるけど、具体例が何だろうかってみんな普段から思ってらしたでしょ?
 今目の前に具体例が展開してるんですよ、昨日からずっと。

 それで見事にこの記事は、今、毎日新聞は共同通信の加盟紙だから当然だけど、朝日新聞もどこもかしこも全部追っかけてるわけですよ。
 今朝の朝日新聞も苦心惨憺して、扱いを微妙にしながらね、まさか一面トップじゃなくて、決まってることだから、朝日新聞は記事の最後の方にですね、それでもまだ変わるかもしれないっていうことをね、朝日がわざわざ書いてるってのは、まあ読売に対する嫌味で書いてるわけですね。

(居島:ああ、ああ…)

 業界内の嫌味なわけ。

 で、これはどうしてしかし、無視しないでどこも追っかけたかというと、これは全部、財務省におまけしてほしいからですよ。
 そうでしょう?
 読売新聞だけよしよしとなるわけないけども、しかしまさか自分とこ落ちこぼれないように、自分とこだけは増税から免れないということはまさか起きないように、仲間に入れてよってことで、ダーッとお仲間の記事が今、ネット中に溢れてるわけですよ。

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