加計は総理より石破氏の方が問題なのにメディアは“えこひいき”…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.08.14 Tuesday 00:05
くっくり


 その短い国会だけれども、憲法改正案をこれ安倍さん出すとは言ってなくて、提出できるよう取りまとめを加速すべきだと、こう回りくどい言い方されてるんですけど。

 7月に閉じた通常国会は秋の臨時国会に余裕をつくる、憲法改正案を主にできるように、他のことは、働き方改革などを含めて、あるいは来年夏に迫ってる参議院選挙への備えも含めて、もう全部終わっておくということで延長もしたわけですよね。
 だから予定通りなんですよ。
 この予定で行くと、安倍さんは憲法の第何条とこの発言ではおっしゃってないけれども、9条やるという意味のことをおっしゃっているわけで、9条とあるいは緊急事態条項などを含めた4つぐらいの案。
 で、本丸はやっぱりただ1つ、9条。
 日本国憲法の問題点の根幹ですから。

 まず、いい話からすると、仮に秋の臨時国会で発議できたとします。
 公明党との調整ももう一度行われ、維新のような憲法改正そのものには積極的な政党の賛同も得て、発議できたとするとですね、来年4月30日の陛下の御譲位を考えるとですね、国民投票法によると、発議してから60日以上、180日以内に国民投票しなさいってことですから、早くやれば2カ月でできる。
 遅くするなら半年かけられるという意味ですよね。
 御譲位の4月30日を考えると、当然早くしなきゃいけないから、つまり御譲位の時に国民投票をめぐってずっと議論が交わされてる状態ってのは、一般的に言えばやっぱり静かな状況で126代天皇陛下の即位も迎えたいということが、ほぼ共通した国民の願いだと思いますから、あるいは祈りだと思いますから。

 そうすると、これ「虎ノ門ニュース」だからこそ何度も申し上げましたけど、有権者、国民の方々が決断迫られる時期は、うまくいけば、まあ遅くとも来年の2月ぐらいまでということになるわけですね。
 もっと早いかもしれない。
 まあ発議、国会の途中ってわけには行かないでしょうから、一番良いケースで、まあ12月半ばとか、考えていただくと、やっぱり2月頃には史上初めての国民投票ってことになるんで。

 今日お見えの方々はもちろんいろんな意見、違う意見お持ちでしょうけど、意識は高くていらっしゃるから、同時にやっぱりご家族、18歳以上から投票できますから、だからまだ高校に行ってらっしゃる皆さんとか、あるいは仕事場とか、居酒屋とか、町内の集まりとか、そういう所でみんなで議論するっていうのは、もう迫られてるんですよね。

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