今年の広島・長崎原爆の日は米朝首脳会談の失敗を考える日…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.08.06 Monday 19:26
くっくり


 これからどうするのか。

 間違いなく中国が検討してるのは、中国が買ったアメリカの国債を全部売るかと。
 中国共産党が簡単にそれできないのは、アメリカの法律は恐ろしいところがあって、トランプさんがその気になったら緊急事態と称して、中国が持ってる国債は全部紙くずだ!にできるんですよ。

 米朝関係は、アメリカが戦争さえしなければ北朝鮮は怖くないと言ってる。
 ロシアからも中国からも援助があるし、拉致をカードに日本からお金もらえるかもしれないと思ってる。
 ところが大国の中国は、トランプさんをもっと本気にさせると、米国債、持ってたやつを紙くずにされかねない。
 それで人民元がどんどん安くなっていって通貨崩壊が起きると。
 一体どこで何をしたらいいのか、という状況にチャイナが陥ってて。

 中国に媚びるオールドメディアはそういうの全然報道しない。
 産経新聞が比較的…、産経の経済記事は見るべきものがあると僕は思ってる。
 非常に冷静。
 アメリカで言うと、ウォール・ストリート・ジャーナル…。
 実はチャイナショックが進行しつつあると一番書いてるのは、間違いなく、日経よりも産経。
 それが本当のこのニュースの中身。
 米中大国同士がやり合ってるという話じゃない。


(6)追加関税 想定以上に機能 トランプ氏

(ざっくりまとめ)

 だからこれがトランプさんの大きな問題のひとつで、それは、あんたは勝つでしょうと。
 それから中間選挙とか、場合によっては大統領選挙でもひょっとしたら再選されるかもしれないけど、しかしアメリカが勝って良かったという話じゃなくて、敗者の中国や、あるいは今、強い円の第三国みたいな日本も、みんな泥沼に、勝った人も一緒に落ちるのが今の現実の世界経済だから。
 自分だけが無事でいられるという国はない。
 その典型がアメリカ。
 いずれにしろ、我々は勝つ、そしてみんな死ぬと言ってるみたいなもので。

 だから落とし所を作らないといけないのに、それがない状態。
 今までトランプさんの回りで辞めた人、外交・安全保障でクビになった人が目立っているが、本当は経済とかそういう面でも、異論を言う人をみんな切っちゃう。

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