オウム死刑「報ステ」後藤謙次氏の不可解な解説…Tweetまとめ18.07.01〜07.15
2018.07.20 Friday 01:28
くっくり
まず、実際に報道ステーションで放映されたVTR全編が、公式サイトにあります。
■地下鉄サリン事件 被害者の23年
地下鉄サリン事件で被害にあった浅川幸子さんの闘病と、ご家族の介護の日々がまとめられています。
幸子さんは強い痙攣をきっかけに口からの食事ができなくなり、現在、再入院中です。
冒頭のツイートで、幸子さんを「もう意思表示ができない状態」と書きましたが、この話はVTRにはありません。
VTR明けに富川悠太アナが説明したものです。
介護を主にされているお兄さんが、幸子さんに松本智津夫の死刑執行を伝えましたが、幸子さんは今は言葉が喋れず、意思表示もできないので、どのように認識したのかは分からないという話でした。
富川アナのその説明が終わって、後藤謙次氏の第一声が、ツイートの「なぜ7人同時死刑執行?なぜこの時期?国は答えていない」。
後藤氏の発言は正確にはこうです。
「今回、ま、7人同時に死刑執行されましたけども、これあまりにもなぜっていうのが多すぎるんですね。なぜこの7人が最初に選ばれたのか。あるいはなぜこの時期なのか。そして本当に最後まで心神喪失状態だったのか。松本死刑囚がですね。こういうことについて何もまだ国は答えてないんですね。そして一番の疑問はこの風化という、一番避けなきゃいけない、これをまた永久に取り戻せないような状況にしてしまったと。このなぜに国は是非答えてもらいたいと思いますね」
手元のブルーレイレコーダーに残してあったこの日の特集(VTRとスタジオトーク)を、全編通してもう一度見ましたが、後藤氏の感想がなぜこんなふうになるのか、やはり私には理解できませんでした。
最後に風化云々の話はしていますが、じゃあ被害者のことを考えて言ってるのかというと、そうとも思えませんでした。
というのも、この直後、富川アナが「まさに風化させてはいけない。死刑執行は区切りではありませんから、今後いかに被害者の皆さん、ご家族の皆さんを支援し続けられる仕組みを作っていくか、ここが課題」と振ったのに、後藤氏は「そこはまだまだ、全く到達してないと思いますね」と、短くコメントしただけで終わりましたから。
この記事のタイトルを「後藤氏の不可解な解説」としましたが、不可解な解説は何も今に始まったことではありません。
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