拉致問題で安倍政権危機。核問題で日本危機。根幹先送りと米国任せのツケが回ってきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.07.17 Tuesday 01:16
くっくり
僕は前に外務省に何か文句があって申し入れ行ったときに、他にベテラン議員が一緒に来てたからわざわざ岸田さんが出てきてくれたが、その時に二言三言交わしたぐらいで、知りません。
岸田さんを支えてる派閥の人は、リベラルを自称する方々ですが、まずその人たちが決めきれてないんだもん。
やらざるべきだ(岸田さん出るべきでない)って言ってる人はですね、要は岸田さんが出て勝つ見通しがないと。
それだけなら話は一見普通に見えるけど、本当は、これ、2ヶ月後、9月に総裁選あるでしょう?
ところがその後、10ヶ月後に参議院選挙あるんですよ。
このまま行くと、自由民主党が負ける見通しは、日に日に高まってるんですよ。
野党が野合すればの話ですけど。
要は、今立つべきじゃないと岸田さんの裾を引っぱる人は、今はむしろ安倍さんに恩を売って、次はお前だということを示しといてもらったら、来年夏の参院選で安倍さんは負けて退陣だから、無事になれるんだから今はやめとけっていう話なんですよ(笑)。
これはちょっとひどいなと僕は思ってるのは、参院選で負けると、1回生議員で負けると、要するに任期6年間確保されてる人たちが生まれるから、また衆議院で決めたことと参議院で決めることが食い違ってしまって、物事を決められないっていうのが、下手すると24年かかる。
今までそれぐらいかかってる。
早くて12年。
朝鮮半島情勢はアジアの在り方を間違いなく変えていこうとしてるから、12年から24年の間、物事が決められない政治に逆戻りすると、誰が総理とかどこが与党という問題を乗り越えてしまって、日本の政治が、それこそクーデターでも起きて一院制にならない限りは、何も決められないってことになる恐れがあるわけですよ。
そういうことと総裁選を勝手に絡めてもらうっていうのは、ほとんど国を売る行為だと。
さっきの豪雨災害の続きみたいな感じもしないでもないが、これはあまりにも志が低すぎるわけですよ。
「俺は課長だった」という発想とあまり変わらない。
官僚と国会議員がこうでは、もう将来がないから、だから「異業種の人よ出でよ」と言ってるんで、国会を目指してほしいっていうのが僕の本音なんですよね。
出ろと岸田さんに言ってる人たちも、勝算があるわけじゃないんですよ。
例えば小泉進次郎さんが、お父さんの影響もおそらくあるんでしょう、安倍批判を強めてるから、そこと乗っかったら、で、石破さんと組んで、やれば云々っていうね。
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