拉致問題で安倍政権危機。核問題で日本危機。根幹先送りと米国任せのツケが回ってきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.07.17 Tuesday 01:16
くっくり
だから話を元に戻すと、こういう教育をしていって、根幹を考える習慣を身につけてる人が、例えば東大なら東大、早慶なら早慶に行くと、物事を根幹から考えるって習慣つくけど、それは全部考えないことにしてるわけです。
これは戦前からそうです、戦前は少しマシだけど。
つまり旧制高校で哲学教えてたから。
話が逸れたようで逸れてなくてですね、物事がなかなか、治水対策も含めて進まない根幹はここにあるっていうことを考えてほしいし、家庭教育で言うと、子供たちと親がこういう話をしてると、食いついてこない子供ってあんまりいないと思います。
(6)戦没米兵遺骨返還へ協議 米朝が板門店で
これも先ほどの拉致被害者の再調査をもう一回日本に説明すりゃいいんだというニュースと共通項があって、悪いニュースなんですよね。
どういうふうい悪いかというと、いまや、6.12から1ヶ月しか経ってないんですが、アメリカがいかになめられてるか。
日本はなぜなめられたかというと、憲法9条によって軍事オプションがないからですよね。
で、合衆国憲法に9条はなくて逆にドカンとやるぞって規定はちゃんとあるわけですけど、それをトランプさんが自分で、少なくとも当面はやりませんと言ったら、北朝鮮は本当に分かりやすい話で、アメリカを見事になめきってですね。
念のため中国の人民解放軍を味方につけた上で、これニュースはさらっと書いてあるけど、これ非核化と関係ないでしょ?
これ5300人いるんですよ、朝鮮半島の時に行方不明なったアメリカの若者は。
長年ずっとこれやってきたんですよ、遺骨を少しずつ返して、莫大なお金を一体につきいくらというふうに払ってくるというのを、アメリカはずっとやってきたんです。
それを進めるんじゃなくて、要するにご遺骨を収容する箱を、アメリカが用意しても、北朝鮮がまず受け取りに来ない。
一体どうなってんだ、話し合いしようということになって、合衆国は本土からですよ、太平洋も越えて、たくさん待ってたわけですよ、朝鮮半島入って。
待ってたけど、約束の時間になっても誰も来ないんですよ(笑)。
で、何の連絡もないんですよ。
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