拉致問題で安倍政権危機。核問題で日本危機。根幹先送りと米国任せのツケが回ってきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.07.17 Tuesday 01:16
くっくり
それと戦おうとしたのは日本であって。
別に複雑な話は何にも必要ないんですよ。
でもそこに立ち返って、戦前戦後を貫いて、私たちは根幹をずっと棚上げにしてる習慣がありますねと。
受験勉強の出題もそうですねと。
1+1=2と必ず覚えろと。
この間も東大の授業で改めて言ったんですが、1+1=2とは限らない世界なんですよ。
平行線は交わらないって教わったでしょう?小学校の算数から。
ところがですね、じゃあどうして僕らはこうやって立ってるんですか。
重力があるからですよ。
重力があるってことは、本当に引っ張ってるわけですよ。
引力とも言いますけど。
お互い引っぱるわけですよ。
ってことは、この空間は実は必ず歪むんですよ。
だからここに線を出すとですね、たまたまぎりぎり間に合わないかもしれないけど、ずっと続いていくと、引っ張り合って空間歪んでるから交わる。
だから平行線は交わるわけ。
それを交わらないってことに仮定して、美しい世界に置き換えたのが数学なんですよ。
ところが三角関数の公式覚えろとか、こういう余計なことは考えずに、先生から与えられることを正しいと思って数学解きゃいいんだと。
そうするとですね、もともと数字が好きな人以外はなかなか、数学ってやっぱり好きにならないんですよ。
何のためにやってるのかよく分からないから。
でもこの政治の世界で起きてることなんか実はむしろ僕がずっと言ってる通り、単純なことで、国際政治も難しいんじゃなくて、当たり前のことやってるだけですよ。
アメリカが力を失ってきたら、他人のこと面倒見ませんと言ってるだけじゃないですか。
だってアメリカはかつて何でも、アメリカ製だったら全て最高の製品だったでしょ。
今アメリカで最高の製品、ごく一部でしょ。
だから世界の面倒見れなくなったんで何も複雑なことはないんですよ。
ところが、自然界で起きることは本当はものすごく複雑なんですよ。
例えばこのギューッと引っぱってるってのはどうしてなんですかとか、宇宙はどうしてできたんですかって、とても人間の知恵では測りきれない。
じゃあ宇宙に果てがあるのかないのか、果てがあるんだったら果ての向こうはどうなってんのか、果てがないんだったらどういうカラクリだって、これ円だったら、球だったらこうだからって、これ説明できてるだけで、自然界の方がはるかに複雑なんですよ。
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