拉致問題で安倍政権危機。核問題で日本危機。根幹先送りと米国任せのツケが回ってきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.07.17 Tuesday 01:16
くっくり
国会議員も国会質問の時に「お悔やみ申し上げます」と判で押したように、これ言っとかないと後で言われるからという保身の匂い。
国会議員がいま被災地に入ったらボランティアと違って迷惑になるから行けないにしても、じゃあ東京で国土交通省と国会との緊張関係で新たな対策が実際出てくるはず。
でも今この事態になっても目の前のことをやってるだけで、やっぱり治水が間違ってたという根本的な動きっていう風には少なくとも見えない。
オールドメディアは安倍政権をずっと追及してるようでいて、根本的には癒着してる。
例えばダムの放流の問題って今回よく分かったでしょ。
ダム放流しないと決壊、決壊ってことは要は頭の上から津波が来るってこと。
ダムで治水するはずが、そこに津波の元を貯め込むわけだから、放流しないで一気にダムが例えば割れたりすると、未曾有の津波が内陸で起きる。
敗戦後の復興から始まった治水対策っていうのが根っこからひっくり返るどころか、犠牲者を生んでると。
そう考えると、国交省出身の良識的な議員でも「私は課長をやっててね」って、僕の感覚から言うとね、自慢してるように聞こえるんですよ。
俺が課長でしっかりやったんだと。
で、そこまでは言わないけど、あとのことは知らんと。
豪雨で200人を超える方が犠牲になったという話だけではなく、日本の根幹、そういう課長のシステムでいいのか。
本人がどう思っても、どんどん組織的に1年半ぐらいで替えられていく。
かつて民主党政権の時に無駄なダムを造るなと。
そういう話よりももっと根幹として、実は大きな物を造ったために機動性、柔軟性に欠けてしまう。
ダムがあるとそこにとりあえず水が溜まるわけだから。
こういうのも根幹から、それこそ犠牲がここまで出たことを、いわば犠牲者への弔いとしても、この1年ぐらいで全部転換しなきゃいけないということ。
新潟と個人的にご縁がある。
表層型メタンハイドレートが一番確認されてる。
この前の新潟県知事選で何度も申したが、新潟は地震がくり返されたが、その間を埋めるようにずっと豪雨災害。
新潟市に人口集中していて、ちょっと離れた所は前から高齢者が多くなってる。
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