ハンガリー出身女性が見た日本…川口ユディさん「正論」18年3月号

2018.07.14 Saturday 00:47
くっくり


 川口ユディさんについて、拙ブログでは過去に一度だけ紹介させていただいたことがあります。
 09/5/30付:外国人から見た日本と日本人(11)の最後です。

 当時私はこんなことを書き添えています。

「最後に紹介した川口ユディさんの項、かなり長くなっちゃいました。でも、お言葉の一つ一つがズシンと心に響いて、『あれも外せない、これも外せない』となってしまったんです」

 今回、「正論」のインタビューを拝読し、ハンガリーと日本が似ている点とか、ユディさんの学生の頃のご苦労とか、興味深い話をたくさんされていて、もう全文紹介してしまいたいと思ったぐらいなんですが、さすがにそれはやり過ぎかと(^_^;

 なので、日本について言及された中から、皆さんにぜひお読みいただきたいと思った箇所を、文字に起こさせていただきます。

 インタビュアーは井上和彦さんです。


 書き起こしここから____________________________

(井上:ご主人とは大学時代に出会ったんですね)

 はい、たまたま出会ったんです。
 彼、日本からやってきて、まだ友達がいなかったんです。
 私は友達が多かったから OK, You can come to the party. と誘っちゃった。
 はい、それが始まり。
 彼とは最初から仲良くなれたんです。

 というのも、それまでに出会った日本人って、みんな日本の文句ばかりいうんですよ。
 アメリカに住んでいる日本人は特に日本のことが嫌いなんじゃないか、と思うことすらあります。
 私はもちろんアメリカ好きですよ。
 韓国人もフランス人もハンガリー人だってロシア人もそう。
 みんなだいたい自分の国が好きですよ。
 でも日本人は、いつも日本の悪口ばかりで、変な国だなと思っていました。

 でも彼だけは I love Japan.。ちゃんと日本のいい話ができる。
 オッケー、ディスガイと思った。
 やっぱり自分の国が嫌いな人ってあんまり面白くないよね。

(井上:私も海外によく出かけるのでその話分かります。自分の国の悪口を言う人ってどうしても好かれないですよね)

 彼はそれだけじゃなくて、いろいろ勉強してたんです。
 ハンガリー人も銀座のこともみんな知ってました。

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