西日本豪雨災害・松本死刑囚ら死刑執行・拉致被害者救出水面下交渉…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.07.10 Tuesday 01:27
くっくり


 でもこれは子供たちが見ててもわかる話で、例えば学校で繰り返し起きることをなぜ防げないのかって先生が子供に注意するでしょう。
 それが国を挙げてそうなわけですから。
 国を挙げてそうっていうのは、基本的には僕自身も含めた国会がやっぱり立法が甘いと。

 というのは、こないだ例えばトラ撮りでやった京都の催しの時も、初日、鴨川映したのも、信じがたい雨だから撮ったわけですよ。
 京都に僕は記者時代6年住んでましたけども、家族と一緒に、あんな雨なんて一度も見たことはないわけですよ。
 逆に海外出張でかつてはよく行ってたマニラなんかは、岡本ちゃん(ディレクター)よくご存知の通り、熱帯地域ではあのような雨はもう常識的に降るわけですよ。
 で、こないだの京都はもう2日目はこう天気良くなって、それもよく似てますよね。
 だからどう見ても、日本が熱帯みたいになってるわけですよ。

 この一つの要因はですよ、いろんな説はあるけども、地球全体の環境変化だけではなくて、中国の汚染物質が偏西風で毎日毎日、日本の空にやって来ててですよ。
 で、それがコアになって、ま、そこに空中の浮遊物質が集まって雲を形成して、それでものすごい雨が降ってる一つの要因になってるんじゃないかっていうのは、学会でずっと指摘されてるわけですけどね。
 巨大な扇風機で対抗するわけにもいかず、ずっとその被害も受けててですね。
 だから中国に対する警告とか、例えば日本の河川ですと、かつて、何度も洪水を引き起こしたような河川ですと、当たり前の話ですけど、治水対策で土手が非常に高く作られていて、それから家を建てるにしてもそれなりの知識が地元にあって、警戒してお家をお建てになる。

 でもこの頃はですね、要するに普段は子供がフナを捕って遊んでるような川が、無茶苦茶な雨が降るから、当然、川が、川はつまり雨を集めて海に流すっていう自然の機能を持ってるわけですけど、その機能が全く発揮できないわけですよ。
 だから川が氾濫しましたって言って今回も映像いっぱい映ってるけど、それ川が氾濫しましたって話じゃなくて、もう川が収容能力を超えてることが分かってるのに、打つべき手をほとんど打ってないし、そういう警告もしないで、家を建てるんで、住民にとっては特に、これは土砂崩れなんかも同じですけど、信じ難いスピードなんですよね。

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