中国は対馬防衛線をぼかすために尖閣にさらに出てくる…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.07.03 Tuesday 00:03
くっくり


 ま、それを除くとですね、それを使いませんと大統領が言ってしまった、しかも日本の総理大臣と違って、アメリカの大統領は権限強いですから、それがもう(戦争を)やりませんと言ったに等しいってことは、北朝鮮がこういう振る舞いに出てるわけです。
 それで、国防長官、軍を指揮するマティスさんが日本にやって来たわけ。

 したがってですね、この表面と…、表面ももちろん大事なんですよ?二国間の話し合い、あるいは同盟関係、そしてマティスさんと安倍総理のようなトップ級か、安倍総理のように文字通りトップの話し合いっていうのは表面も大事なんですよ。
 でも、水面下がその100倍以上あるわけですね。

 で、表面に出てることはですね、改めて一平ちゃんが今読んで下さったニュースのようにですね、ミサイル防衛を含めて日米同盟による抑止力を強化していくことで一致したっていうのは、米朝の話し合いがどうであってもミサイルの脅威はそのまま残っていますよね、中国のミサイルはもっともともと脅威ですよね、したがって、ちゃんと同盟強化しましょうねってことを確認に来たんですよ。
 ま、日本で、例えば自由民主党の議員ですら、イージス・アショアね、地上に置くタイプのイージスをもうやめたらどうだと言ってる人もいるし、それは全くの僕は間違いだと思いますが、それも含めて、きちんと今後も同盟でやりましょうってことを確認しに来た。

 それからもう一つ大きな意味はですね、産経新聞の、一部の新聞しか書いてくれなかったけども、拉致事件の解決についてアメリカの国防総省と連携ってのは初めてのことですよね。
 今までかろうじて国務省がいわば口先で連携してくれてたぐらいのことであって、時の大統領はブッシュ大統領と、それから今回のトランプ大統領は非常に強く連携してくれてますけれども、国防総省が前面に出てきた、あるいは国防長官が日本の総理と、拉致事件について一緒にやりましょうって言ったことはかつてないので。

 だから、ま、直接的な言い方じゃないけれども、北朝鮮が日本の拉致被害者、ほんとはアメリカにも1人いらっしゃって、アメリカ政府がまだ証拠を掴みきれてないから認定できてないんですけれども、いずれにしろ拉致被害者をそのままにするんだったら、米軍が動くこともあり得るという意味で、という意思表示で、こう意味が非常にあるんですよね。

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