9.17まで拉致を認めなかった政党とメディア…Tweetまとめ18.06.01〜06.15

2018.06.29 Friday 19:08
くっくり


 しかもこのインタビュー記事は、今も削除されずに志位氏のサイトに掲載されています。

 共産党は、実は1980年代には拉致問題を「事件」と認識していました。
 国会でも共産党議員が拉致問題について質問しています。
 特に共産党員で国会議員秘書の兵本達吉氏は、拉致事件を熱心に調べていました。

 しかし党は90年代になって主張を反転、「拉致は疑惑の段階でしかない」という論調に変えました。
 9月17日の日朝首脳会談後、拉致被害者家族の一人は、共産党を名指しで批判しました。

 自民党も人のことは言えません。
 親北朝鮮派は大勢いました(今もいます)。

 特に野中広務氏は1990年、金丸訪朝団の一員として北朝鮮を訪れて以来、国家公安委員長を含む政府と与党の要職を歴任しながら、日朝国交正常化を「ライフワーク」として取り組み、訪朝を重ね北朝鮮要人・朝鮮総連幹部とも接触を続けてきました。
 しかし、拉致問題解決を積極的に取り上げてこなかったどころか、1997年11月の訪朝では、「拉致」を「行方不明者」と言い換える北朝鮮のごまかしに積極的に加担しました。

 メディアではやはり朝日新聞の酷さが突出しています。
 ご承知の通り、この新聞は昔から北朝鮮寄りでした。
 拉致問題が世間で騒がれるようになっても、朝日新聞だけはこの問題を無視し続けました。

 ちゃんと扱い始めたのは、2002年春に「よど号」犯元妻が有本恵子さんの拉致について証言してからではないでしょうか。
 が、それでもまだ「拉致疑惑」という言い方でした。
 アサヒ・コム(今の朝日新聞デジタル)が「拉致疑惑」を「拉致事件」という表現に切り替えたのは、2002年9月18日(日朝首脳会談翌日)の午前中でした。

 以下は、9月18日午後2時時点の各紙(ネットニュース)のトップページの見出しですが、朝日の異常さが浮かび上がっています。

  読売→横田さん、10年前に死亡
  毎日→小泉首相:官邸で日朝会談結果を報告 正常化交渉、長期化も

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