暗黒国会!癒着談合する与野党…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.06.26 Tuesday 01:04
くっくり



 沖縄についてはもう一つ大事な日があって、その時は地元沖縄でも行事はない。
 5月15日。

(居島一平:本土復帰の日ですか)

 そうです。
 敗戦後の日本は祖国って言葉を忘れてきた社会なんですが、僕は実際すごくちっちゃい頃に沖縄の祖国復帰運動って言葉をニュースで聞いて、祖国って何だろうと思ったのが最初。
 その祖国復帰運動が成就した日を沖縄でも祝わない。

 これを個人を傷つけない範囲で丸めて言うと、白梅学徒隊の生き残りの方に、白梅の塔の前で問いかけたことがあって、6.23と違って、祖国復帰の日はお祝いできる日ですと。
 でも沖縄で祝ってくれないから、本土でもほとんど祝うことができない。
 祖国復帰の日も一緒にお祝いしませんかと問いかけたら、かつての少女たち、おばあの方々がおっしゃるのは、要はそのアメリカの基地が残ってしまって、とてもお祝いする気にならないということをおっしゃる。

 しかしこれは今の北方領土を見てわかるように、外国が、これは違法な侵略だが、でもその国の若者の血を流して奪い取った領土を、戦いなくして返すというのは世界史にほとんどない。
 その時に現実問題として取引あるのは当然なんですよ。
 沖縄の負担は非常に重いけれども、米軍基地は三沢からずっとであるわけだから。
 日本がそういう負担をするっていうことで、沖縄は祖国復帰したんで、そういう意味では全く100点満点じゃないし、課題が山のように残ってるけれども、出発点としての祖国復帰はやっぱり祝うべきですと。

 祖国復帰の日っていうのはオールドメディアに全く出てこなくて、本当にかすりもしない。
 この6.23だけものすごく大きく扱われて、しかも沖縄を助けに行った私たちの先輩が、沖縄県民をいじめに行ったかのような、はっきり言うと南京とかの慰安婦の件と同じような捏造を自らやってるんですよね。
 だから沖縄の少年少女も含めた、祈りと感謝を捧げると同時に、やっぱり祖国復帰の日をちゃんと祝いましょうということも、もう一度みんなで、僕ら考えるべきだと思います。


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