迷うトランプ氏とは違う動きをする米軍と日本は協議している…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.06.04 Monday 18:40
くっくり



 ここはね、アメリカのメディアって、日本のオールドメディアと多少違うのは、やっぱりたとえばワシントンポストなどが、非常に精査した本も出してるんですけどね。
 これは邦訳が出てたと思いますから、今からでも読まれた方がいいくらいだと思うんですが、非常に細かいディテールまで全部積み上げて行って、憶測を排して書いてあるんですが。
 で、僕はワシントンポストと解釈がちょっと違うのは、だからあのアメリカの競争社会でこれだから破綻しながら生き残って、ついに大統領にまでなったっていうのは、常に自分を肯定する、もうはっきり言うと悪かったのは人であって自分じゃないと、で、自分は目立ってうまくいくんだと、自分は輝いてうまくいくんであって、反省しながらではうまくいかないというのが、もう確立してる個性なんですよね。

 で、そうするとですね、もう会談はキャンセルだと言いましたよね。
 あれは僕は今でも評価してるわけですよ。
 あの決断力ね、あれはオバマさんにはまったくなかったもの。
 それからヒラリーさんにあるようで実はなかなかないものなんですよ。
 で、クリントン大統領にも実はなかった。
 あったのはレーガン大統領です。

 だからレーガン大統領は、あのB級映画の本当に俳優で、映画も探して一生懸命見たんですけど、本当に大根ですよね(笑)。
 大統領と直接関係ないと言うけれども、人間の才能っていうのは、こう才能があるといろんな現れ方をするんで。
 あそこまで大根役者がどうしてホワイトハウスでうまくいくのかって、疑問持つ方が普通なんですが、でもトランプさんはかつて日本の竹下総理がおっしゃってた、つかさつかさ(司司)で任せると。
 つまり自分が目立とうとするんじゃなくて、皆さんのような方々に分担してうまくいくっていうのの、レーガン大統領は天才だったんですよね。
 ただ同時に任せてるだけではダメで、これ実は竹下総理も決断なさったんですよ、消費税を導入するということを初めてとしてね。
 地味なキャラクターでしたけど本当はそうだったんですよ。
 僕は竹下さんを何もかも肯定してるわけじゃないけど、そういうのもきちんと見なきゃいけないですよね。

 で、レーガン大統領はつかさつかさだけじゃなくて、決断する人だったから。
 で、決断したら全部責任は自分が背負いう人だったから、だからレーガノミクスも含めてうまくいったと同時に、なんとソ連を解体したわけですからね。

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