迷うトランプ氏とは違う動きをする米軍と日本は協議している…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.06.04 Monday 18:40
くっくり



 これ安倍総理がきちんとを話されたことは、評価すべきなんですけれども、ま、自由民主党の国会議員としては偉そうなものの言い方ですけど。
 でも一人の国民としても、専門家の端くれですけど、端くれとしては評価すべきだと思うんですよね。
 これは安倍総理はどうしてわざわざ大津での講演でおっしゃったかというと、当然これは6月12日の米朝首脳会談がやっぱりやるということを、情報で確認した上で、その前に、いわば最後に会う主要国の首脳としては、安倍総理が最後になるんですよね。

 だから6月7日にご承知の通り、国会会議中ですけれども訪米なさって、トランプ大統領と会談する。
 これ、まあ非常に珍しい事態で、合衆国大統領が第三国の首脳と会談する前に、日本の意見を言うために、わざわざ、アメリカの大統領にも会うし、日本の総理が行くっていうのは、ま、かつてないことですよね。
 ま、それだけ安倍総理はトランプさんに対して、いわば影響力があって。
 こないだ訪米した時も、prime minister Shinzo Abeの影響力、発言力っていうのは大したもんで、今までそういうケースを見たことがないというのは、これ客観的な話としてたくさん出てきたんですね。

(居島一平:現地からね)

 現地も、僕はシンクタンクとか評論家のとこは行ってなくて、メディアのとこも行ってなくて、要するにホワイトハウスそのもの、安全保障会議、それから国防総省、国務省、軍ていう、いわば当事者だけですから、それみんな一致してましたよね。
 で、そう言われてるだけで安心しないで、ちゃんと最後に行く。

 もっと言うとですね、トランプ大統領と最後に打ち合わせたのが、文在寅大統領になることを避けるためにも、安倍さんが行くわけですね。
 で、その時に、今トランプさんが融和的になってることに、擦り寄らないっていう宣言をしてるわけで、これは国民に対する約束なので、安倍総理も、トランプさんがどう言おうとそれは貫かないといけないですよね。


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