日本の医療にタダ乗り(外国人医療保険適用不適正事案) 有本香×長尾敬…「虎ノ門ニュース」

2018.05.31 Thursday 19:41
くっくり



有本香
「外国…」

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長尾敬
「外国の、いわゆる、ね、ガン保険で有名なああいう会社が、どんどんどんどん先に入ってきて、僕ら当時現場で、どんどん外国入ってくるのに、何で俺たちは売らせてもらえないんだよ、日本政府はどっちの味方なんだと、日本の生命保険会社になぜ売り止めをさせるんだなんてことを、当時、会社員としてものすごく疑問に思って。で、話戻ると、当時やはりあらゆること、で、実は土地もそうなんですね」

有本香
「うん、そうですね」

長尾敬
「土地問題を話すとね、また長いんですけれど」

有本香
「長いんですけどそうなんです」

長尾敬
「実は土地規制も、ある一定時期までされてたんですね。昭和54年までされてたんです。政令があったんです。外国人の人あるいは、外国政府、外資には、財産を取得する時には許可を取らなきゃいけないっていうそういう政令、生きてたんですけどね」

居島一平
「ああー、あったん…」

長尾敬
「1985年のプラザ合意から、だいたい1995年ぐらいのGATT条約ぐらいの間にですね、どんどんどんどん経済至上主義の中で、日本人のために作られたものが、もちろん外国の方にね、善良な外国の方に使っていただくならそれはいいけれども、ま、全部こう開放してしまって、何か、逆に悪用されていくんじゃないかという、きっかけになった時代であったわけですね」

有本香
「そうですね。うーん、まあ、あのね、経済至上主義というのはね、長尾さんはそれでもオブラートに私は包んでると思いますよ。やっぱりね、プラザ合意の時期、あの時代の空気ってものを知ってる者からすると、やっぱりものすごかったんですから、日本に対するバッシングが。で、そのプラザ合意ということで、突如日本円がね、円高になるという事態が起き、で、私もね、その頃はまだ若かったんで、気楽に考えててですね、日本が強くなると外国に行く時には有利でいいなぐらいのことは考えてたんですけれども、やっぱり経済界にとっての大逆進ですよね。ですから日本の企業も国際化を迫られ、で、逆に日本にも要するに、ま、海外の資本がですね、どっと入ってきたり、あるいはその保険会社のように、日本企業が割を食わされて、外国が入ってきてまず先に商売するみたいなね」

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