日本の医療にタダ乗り(外国人医療保険適用不適正事案) 有本香×長尾敬…「虎ノ門ニュース」
2018.05.31 Thursday 19:41
くっくり
有本香
「そうですね。会社の保険に入れますと、いうことです。でもこの場合は当然、社員ですから、お給料から保険料が天引きされますので、ま、取りっぱぐれるということはないわけですね。まあそういう風な形で健康保険が成り立っていますということなんですけど、ま、医療保険には他にも種類がありましてですね。今回問題になっているのはこの国民健康保険なんですね」
居島一平
「ああ〜」
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有本香
「国民健康保険と言いながら、日本国内に住所を有する者は国民健康保険の被保険者になると。国民健康保険法の第5条」
長尾敬
「これ実は経緯がありまして、昭和60年までは、日本国籍を有する者、で、ま、あと、難民条約に、要するに難民の方であるとか、あるいは永住者の方々については、適用しましょうということで、ある程度の規制がかけられていたんですけれども、昭和61年から、国籍問わずですね、住所があれば、住所を有する者は、国民健康保険の被保険者となると、いう風にまあ、開放しちゃったんですね」
有本香
「うーん、そうですね。で、この昭和60年というのは、まあ私や長尾さんはすでに大人だったんですけれども、1985年ぐらいですか」
長尾敬
「プラザ合意ですね」
有本香
「ええ、プラザ合意の年ですね。そしてこの時にはですね、中曽根政権で、まあ市場アクセスをね、もっとしていこうと。つまり国をもっと開いていこうと、いうようなアクションプログラムというものが出された」
長尾敬
「そう、ちょうどね、ありとあらゆることが、市場開放しようっていうそういう時代だったんです」
有本香
「そうですね」
長尾敬
「つまり、ま、言葉は悪く言うと経済至上主義というか、ま、大店法の改正をして、ま、昔はお薬屋さんやお米屋さんは、ある一定間隔がないと、あるいは街の真ん中に巨大ショッピングモールを作れないように、大店法の改正があったけれども、ショッピングモールがどんどん入り込めるになっちゃったとか。あるいは、ま、私が元いた業界なんかは、ま、死亡保険、年金保険、あと医療保険、この医療保険、第三分野って言ったんですけども、いよいよ第三分野を、ま、いわゆる単品で、今までは死亡保障の特約という形でしか販売することはできなかったんだけれども、医療保険を単品で売れるようにってことで、規制緩和を始めたんですけど、これをですね、日本の保険会社に2年ちょっと売らせないで…」
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