拉致問題で安倍総理と面会する直前の出演…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.05.22 Tuesday 01:05
くっくり


 で、これも極端なこと言えば、シャーレ1個でいいわけですよね。
 それを荷物に紛れさせて、北朝鮮の友好国って実は中東中心にいっぱいあるんで。
 イランは否定的だけど、イランは仲いいというのはよく知られた話であって、シリアも北朝鮮の友好国で、だいたいイスラエルが爆撃したのは、シリアを爆撃したのは、北朝鮮の何と軍の高官までいる核施設を爆破したんですよ、イスラエルは。
 これまだ最近の話ですけれども。

 非核化っていうのは核だけじゃなくて天然痘ウィルス、サリン、VX、こういうのも全部含めての話で。
 従って非常に徹底的な話になるわけですが、日本が懸念しなきゃいけないのは、じゃあどこで何を妥協するのかと。
 妥協ゼロのまま行くのが一番望ましいけれども、しかしこれはよく言われるようにトランプ大統領はディールっていうね、取引って言葉を盛んに自ら好んで使うことも考えると、相手が妥協ゼロで普通、取引とは言わないわけですよ。
 いかなる商取引も売り手・買い手双方が妥協して成立するものですから、通常で言うと妥協が成立するはずなんですよ。

 今のところアメリカの動きの中に、どこを妥協するかっていうのは一点しか出てなくて、それは実は北朝鮮は、アメリカの言うことを逆手にとって、我が国はこれだけたくさん持ってるんだと。
 それを無力化したり捨てていくのは時間がかかるんだと。
 したがって10年20年の余裕をくれと。
 段階を踏んで、例えば10年で一度検証して、その前にその非核化するためにもいろんなお金が必要だったりするから、その前の段階から経済制裁少なくともやめて、援助もくれってことを言ってたわけですけど、アメリカはこれ絶対認めないと。
 即時に全部アメリカが破壊するってこと言ってたんですけど、そこをですね、まだ具体的な年限が出た訳じゃないけれども、北が10年20年って言ってるのを例えば3年ぐらいにして、比較的早期にやるってことでどうだっていうのをですね、これ表に出てませんが、水面下でそういうことを始めてるわけですよ。

 それは日本にとってはすでに危険な兆候です。
 そういう妥協っていうのは。
 たとえば仮に3年としても、その3年の間は北朝鮮はまごうことなき核保有国ですから。
 現代社会で3年間というのは、十分国がひとつ潰れるような時代ですから、その3年間、北が核保有国でアメリカに逆に保証されることによって、アジアに何が起きるのか。

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