文大統領の工作に乗っかるトランプ大統領!中国の一部としての朝鮮が対馬海峡まで下りてくる!?…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.05.08 Tuesday 00:46
くっくり



 これは一番ケリーさんが強くその大統領の考えに反対したと言われてるんですけど、根幹はもう北朝鮮の話はないんですよね。
 で、合衆国も、実は本当は日本も、ここは冷静に見てて、北朝鮮はいろんな意味で中国の一部なんですよ。
 一部で、なんて言いますかね、子が親に逆らうようにね、いろいろ逆らってみせるだけで、基本的にはこう、養われてる状況は全く変わらないんですよ。
 そもそもそうじゃないと北朝鮮は食えないんですよ。

 もともとはソ連があって、共産圏の貿易の世界があったから、北朝鮮もかなり食えたんですけど、それがなくなって食えなくなりつつあったのを、中国が改革開放政策で資本主義と妥協して、そっから北朝鮮もいわば食えるようになった。
 しかも北朝鮮がさっき言いました、アブダビとかドーハとかドバイ、中東諸国で死の商人と連携をして、核技術を売ってきたわけですよね。
 だから核開発は商売ですよってずっと僕言ってきましたよね。
 長いのとか短いのとか真ん中のを撃つのは、軍事目的もあるけどいろいろ使い出を中東諸国に見せてる。
 カタログを見せてたんですよね。
 でもこういうのも全部チャイナのendorse、名詞で言うとendorsementがないとできないんですよ、これは。

(中略。死の商人に自慢げに見せられた武器カタログ(全部中国製と北朝鮮製)の話)

 何を言ってるかと言うと、在韓米軍も本当は北朝鮮のためにあるんじゃなくて、朝鮮戦争をもう一回やるかもしれないから、韓国軍のためにいるんじゃなくて、チャイナが下りてこないようにいるわけですよ、本当は。
 あくまでチャイナを見てるわけです。
 
 したがって今回の南北首脳会談だの、あるいはやるかもしれない米朝首脳会談だの、本当は中国とアメリカの関係であるし、その時に日本は結果を待ってるわけにいかないと。
 だからどういう形にしろ、北朝鮮の核保有国の存在を認めるとですね、結果的に認めると、中国の一部としての朝鮮が核保有国として対馬海峡まで下りてくる。

 だから韓国が対馬を自分のものみたいに言ってるとかしてるとか、日本はそれに十分応じきれてないとかいう問題も、実はこういう目で見ると中国のそういう南下政策とぴったり一致してるんであって。

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