また騙されますよ。いや騙されたいのか? 南北首脳会談 雑感
2018.04.28 Saturday 01:05
くっくり
★金正恩委員長と文在寅大統領が手を取って軍事境界線をまたいだ瞬間、内外のメディア関係者およそ3000人が入ったソウル郊外のプレスセンターでは、どよめきとともに拍手も起きたそうです。
★この時の韓国メディアの反応について、FNNの渡辺康弘記者が『プライムニュース イブニング』で報告。
「プレスセンターで取材していて、南北の境界線を金委員長が越えた時に、韓国メディアの記者が盛大な拍手を送った。本来冷静に報じなければいけない立場だが、(韓国の記者から)高揚感のようなものを非常に感じた。この後出てくる結果をどう評価するのかで韓国メディアの真価が問われると思う」
★あの映像は確かに、南北分断の歴史を身近に感じる世代の韓国人には感動的に見えるのかもしれません。
また、北東アジアから遠い所に住む人やメディア(北朝鮮がこれまで引き起こしてきた拉致やテロや約束破りを知らない人々)にも、そう見えるのかもしれません。
その気持ちは分からなくもないです。日本人も、たとえば中東のような遠い国や地域で長く続いた紛争に好転の兆しが見えた時など、その先の明るい未来を無条件に信じたくなるものだから。
★『ミヤネ屋』で辺真一氏のコメント。
「言語が同じ=通訳を介さない=記録に残らない。だから2人きりになると密談が可能。過去2回の南北首脳会談も、金正日総書記にそれなりの経済的見返りをやったことで批判されている。2人きりになった時に、文在寅が金正恩から無理難題をふっかけられて、文在寅が首を縦にふる心配が韓国の野党から指摘されている」
★午後5時前後のおよそ30分間、2人きりで散策したり、ベンチで話す場面がありました。
何が話されたのでしょうか。
辺真一氏が指摘したところの「とんでもない密談」が行われた可能性は?
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