疑惑中心主義の日本社会&半島情勢めぐり命運握る安倍総理…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.04.17 Tuesday 01:06
くっくり


 「記憶の限りでは、会った記憶がない」っていうのは、それは後ろにいるお付きの人、あるいは同行随伴者で官邸に入ってきた人、それを覚えてるのは非常に珍しいですよ。

 だから例えば野党の質問でも、会ったんだろう、何でそんな異例な会い方したんだ、総理に頼まれたんじゃないかと言ってるけど、だからそれは一緒に来たんであって、本人に会った意識がないんですよ。
 だから本人は嘘を言ってるわけでもないんですよ。
 嘘を言ってるわけでもないけど、ここは一番の問題なのは、実はその後の日報問題に関連するんですが、この人(間の人)が、自分が会ってもおかしくない人と、会いましたと言ったらワーッとやられるのが嫌だから、そこを伏せようとして、いつも逃げ隠れの姿勢になるから、このように、疑惑っていうね、便利な言葉で、週刊文春もいつも「疑惑」じゃないですか。

(居島:いっそう深まった、っていうね)

 そう。
 自分で深めてるだけなんだけど。
 自分で疑惑つくって、冤罪つくって、自分で深めてるだけなんだけど、この疑惑、疑惑、冤罪、冤罪の社会になってる。
 でもその要因はつくられる側にもあると。
 特に政権は、僕も含めて、与党あるいは政府は責任重いんだから、それは。
 それはノブレス・オブリージュっていうね、ラテン語の時代から言われた、要するに地位を与えられた者には、よけいに責任があるんだと。
 ま、これは本当は貴族にはその責任があるって意味だけど、貴族じゃなくて国民から負託された側にはその責任があるということですから。

 だから僕は腹をくくって、僕の推測が当たってるのか全然的外れなのかも含めて、全部、出すべきだと思いますよ。
 それはこのいわゆる日報問題にも関係しててですね。


(2)イラク日報「戦闘」表記 複数 今週にも公開

 これは根幹が憲法9条の問題にあるっていうのは、多分お気づきの国民少なくないと思うんですよ。
 これは日本だけ世界の例外で、いつも申してる通り、国連加盟国だけで現在193カ国ありますが、国軍が基本的に国家の主権の根幹なので、国軍が基本的にはいるわけですけど、コスタリカとか違う国ありますけれども、基本的には国軍がいて、シンガポールのような小さな都市国家でもちゃんとシンガポールも陸空海軍いるわけですよ、例えばね、アジアの仲間だと。

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