産経新聞的ちょっといい話(5)(読者投稿欄より)
2018.04.14 Saturday 00:17
くっくり
【三浦朱門氏が残した「名言」】
2017.2.9
塾講師 上田真弓(57)千葉県成田市
作家で元文化庁長官の三浦朱門氏が亡くなった。
私は時代が昭和から平成に変わった頃、元号はやめて西暦に統一すべきだという意見も聞かれた中、三浦氏が「西暦は本のページのようなもので、元号は章のようなものだ」と書かれたのを読み、なるほどと合点がいったのを覚えている。
西暦は単なる順番で、元号はその時代をまとめた章だというわけだ。
確かに西暦何年といわれてピンとこなくても、明治何年とか昭和何年といわれれば、どんな時代か思い浮かべることができる。
世界共通の西暦と日本独自の元号の併用は素晴らしい日本文化だと思った。
元号が使われ始めたのは西暦645年の「大化の改新」からで、それ以前は何年という記録がなく、日本史の研究によって推定するしかないのだ。
その重要な意味を持つ元号と西暦を合わせて使うことの大切さを教えてくれた三浦朱門氏に感謝し、ご冥福をお祈りします。
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[三浦朱門さんと妻の曾野綾子さん。曾野さんはご健在で今も定期的に産経新聞に寄稿されています]
【1人で通学する子供に驚き】
2017.2.9
留学生 洪翊仁(34)川崎市川崎区
私は台湾から来た留学生で、専門学校で日本語を学んでいます。
日本で最初にカルチャーショックを受けたのは、小学生が1人で通学している姿を見たときでした。
本当に驚きました。
いったいどうして、日本の小学生は1人で歩いて、場合によっては電車にまで乗って通学することができるのでしょうか。
台湾では小さな子供だけで歩いて学校へ行くのは危ないと思われています。
誘拐を恐れているからです。
このため小学生は大抵、学校のバスに乗るか、家の大人の送り迎えを受けて通学します。
日本は法律と教育がしっかりしているので治安がよく、犯罪率も低いので、親は安心して子供を1人で通学させることができるのでしょう。
子供を早く独立させるためのいい訓練になるかもしれません。
台湾も、早く子供が1人で通学できるような安全な社会になってほしいです。
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