【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委集中審議 森友文書書き換え&太田理財局長の答弁切り取るメディア

2018.03.20 Tuesday 00:57
くっくり



金子原二郎委員長
「青山繁晴君」

青山繁晴委員
「その歳入と歳出が一体であった方ががいいっていうお話はもう延々と、財務省、大蔵省の時代から言われてきたわけですけれども、まあ僭越ながら申しますが、いかなる制度にもメリットとデメリットがあるんであって、切り離したら全部うまくいくと、私も今、申しておりません。当然それなりのデメリットも出るから、その対処は必要になると思いますけれども、しかし今回の問題が、このままいわば終わって、財務省が旧来のままでだっていうのでは、まず主権者がとても納得されないと思います。
 その上で大臣のお考えは今お聞きしましたので、総理にお聞きしたいんですけれども、ま、この歳入と歳出を切り離すって話はずっと以前から、歳入庁を作ったらどうかと、今、大臣からアメリカの話もありましたけれども。ただ、これ今まで語られてきた歳入庁っていうのは、例えば税金を徴収すること、それから、年金の保険料をいただくこと、そういうことを国民からいただくのは同じだから、これは全部一緒にしたらいいんじゃないかという風にむしろ語られてきたと思うんですね、主な考えは。で、しかし実際にはそれで、いわゆるシナジー効果、一緒にしたから全部うまくいくとは、個人的にもとても、これも、これは経済記者の時代から思えないんです。それは税金と保険料、全く違いますし。
 で、したがってですね、その、今日、この不祥事を受けて、ご提案したいのはですね、これは総理にお答え願いたいんですけれども、この、かつて社会保険庁があり、いわば今、実質、民間に委託した形になってる保険料を一緒にするんじゃなくて、税だけを切り離して、税を集めること、そして国税庁の査察部のように、税が適切に払われているかっていうことも調べる。で、これ実は、この査察の権限っていうのは、財務省の隠れた大きな力になっていますよね。これは、まあはっきり申せば一部の政治家や、あるいは民間に対しても、これが大きな発言権になってる。あの、噂だけが一人歩きしてる面もありますけれども、しかし僕は記者時代の取材の時に、この国税あるいは大元の財務省、旧大蔵省がその力をいわば自ら、持ってることを意識してるってことが分かった時もあります。

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