【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜予算委公聴会(外交・安全保障)

2018.03.14 Wednesday 01:24
くっくり


 ということは、在韓米軍合同軍事演習どころではなくて、在韓米軍の存在自体が、実は発表されなくても、米朝首脳会談のテーマ、本当のテーマになるんじゃないかという懸念があるという、ことを、小此木先生もお考えでしょうか。
 そこをまずお聞かせ下さい」

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小此木政夫
「私はそこまで考えてないです。
 議論はよく存じ上げてますがね。
 今、南北で目指しているのは、統一ではなくて共存だと思います。
 最近の文在寅政権の統一政策、朝鮮半島政策ですね、に関する、ま、公式的な説明、パンフレットの類を見ますとですね、ドイツという言葉はほとんど出てきません。
 そうではなくて共存、どうやって共存を達成して制度化していくかという、そういう問題ですから…、問題です。
 それから北朝鮮側もですね、たぶん今、統一ということを考えるよりも、ま、制度統一しないということを言ってますから。
 ですから、連邦制統一という言葉は残ると思いますが、これはまあずっと年来の主張でございますから、取り下げることないと思いますが、ただ内容は実際には制度は統一しないという意味でのやっぱり共存、ということになるんじゃないかと思うんですね。
 ま、在韓米軍の撤退の問題、平和協定の問題、これはなかなか難しい問題ですから、実際にどう決着がつくかは予測できませんけれども、しかし、ちょっとその辺の議論も昔とは変わってきてるんじゃないかなという気がします」

青山繁晴
「今おっしゃった、先生がおっしゃった、その在韓米軍撤退はないという認識では、実は不肖私も同じなんですが、先ほど小此木先生におかれては、5月の米朝首脳会談が行われるとすれば、まだ分かりませんけども、行われるとすれば、外交的衝撃が訪れるだろうと、とても印象深い言葉をおっしゃいました。
 それは、これもやはり先生がおっしゃった、アメリカの核の問題を話しても、実は日本をターゲットにするスカッドERとかノドンとか、そういうミサイルの話はしないと。
 で、したがって日本の国益に衝撃が走るんじゃないかという意味、という風に理解してよろしいでしょうか」

小此木政夫
「はい、先ほど申し上げた、だから私は強調したつもりなんですが、米朝間の今回の議論というのは、非核化の問題だけでなくて、国交正常化、つまり米朝国交というのはですね、相当大きなテーマになってくる可能性があるという風に思います。

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