【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害・北朝鮮難民・メタハイ)
2018.02.21 Wednesday 18:24
くっくり
これは委員会として議論したわけじゃありませんので、委員会としての見解かどうかというと自信ありませんが、私個人としては数十万テラベクレルというのが、今後とも固定した値なんだろうというふうに認識をしております。】
(3)伊方原発3号機「1万年に1回」で運転差し止め、火山噴火についての基準は見直すべきでは?
炉内の計測自体難しいでしょうし、廃炉と共にある程度は計測されていくでしょうが、それにしても炉内の数字で環境に漏洩したところの放射線量を正確に考えるというのは無理ですね。そこは同じ意見です。
しかし当時、汚染があった土壌やあるいは河川あるいは森の中、森の中はやっぱり除染が進んでませんから、そういうところから相当に実は客観的な数字が出せると思っていますので、今日のお答えはやむを得ないとしても、謙虚に検討いただきたいと思うんですね。
謙虚にという不遜な言葉を使ったのは、時々驚くべき司法判断が下されるわけです。莫大な放射線量が出たのでチェルノブイリと同じレベル7で仕方ないんだっていう、社会のいわばやむを得ざるコンセンサスがあると、そこに乗っかった判決も当然出てくる。これはいわば裁判官の方々の良識のひとつはないかと思います。
ひとつの例をあえて申しますと、この決定を非難するわけじゃなくて最近の例を申しますと、去年の12月、広島高裁において稼働中、というか実際は定期点検中だった伊方3号機について、原子炉規制委員会の新基準を当てはめると、その新基準は合理的なんだっていうことを裁判官はおっしゃった上で、その合理的な新基準当てはまると9万年前の阿蘇山の噴火があると、火砕流で伊方3号機が呑み込まれる恐れが十分考えられるから、結論としては立地は認められないという判断だった。
これは決定理由の全文読みますと、この確率は1万年に1回であることも事実だと。1万年に1回の確率。原子炉は普通だともって40年、長くても60年です。1万年に1回の確率でこれを言うことの蓋然性、それからさらにもしも例えば9万年前のような阿蘇の噴火があったとしたら、原発だけじゃなくて九州全体あるいは全国あるいはアジア全域に莫大な被害が及ぶのであって、それまで想定するんであれば、空港も新幹線も稼働は無理じゃないかと。あまりにも常識とかけ離れてるんじゃないかということを思わざるを得ないですね。
この質問の眼目は判決の批判じゃなくて、判決理由の中に、基準は正しいんだと。で、その基準に基づけば、火山に関する部分を読めば、火山については最大の避難を考えろというふうに基準に書いてあるから、裁判所としては最大のもの考えざるを得ないと。
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