【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(福島原子力災害・北朝鮮難民・メタハイ)
2018.02.21 Wednesday 18:24
くっくり
一方、炉内状況から放出量を推定する、これは当時、原子力規制庁からご説明したように、現在、福島第一原子力発電所については高線量であるため詳細な現地調査が行われず、格納容器内の詳細な損傷状況など依然として不明のままで、これは引き続き調査を必要としてるところです。
いずれにしましても炉内状況から総放出量を推定するというのは困難と思っていますが、ただ原子炉規制委員会としては現在の廃炉の進捗状況を踏まえて、自己分析を進めることとしており、新たな知見が得られれば、放射性物質の放出量を見直すことができるかどうか、検討したいと考えています。ただ繰り返しますが、最も正確な値は、事故直後の汚染状況からの逆算であろうというふうに考えております。】
(2)事故直後に得られたどの程度のデータをどう計算して50万テラベクレルと言うのか?
いま更田委員長が50万テラベクレルが最も正確な数字だろうとおっしゃって、根拠を事故直後の汚染状況と。それでは僕は根拠不十分ではないかと危惧します。事故直後の汚染状況が最も正確な数値につながるのは当たり前のことではないでしょうか。事故直後に得られたどの程度データをどのように計算して50万テラベクレルとおっしゃってるんでしょうか。
【答弁:原子力規制委員会 更田豊志委員長
50万から100万テラベクレル程度というものであって、正確な数字ではないことはまずこれは先生もご承知いただいてることだと思います。
その上で、どのようにしてこの値が出てきたか。事故直後に汚染が広がっていて各地の空間線量率等を計って、その汚染状況から事故当時の気象条件等を考慮して、それがどうやって各地に運ばれていったのか、それを逆算してやって、発電所からどれだけのものが出たかと。これは当然、気象状況等に関しても不確かさがありますし、手法の違いもありますけども、これがおそらく37万、それから63万という値になったのだと思いますけれども、いずれにしろ有効数字2桁で計れるような数字ではなくて、37万、63万っていうのは違いがあるというよりはむしろ、同程度の値だというふうに思っています。ですから数十万テラベクレル程度の総放出量であったというのが、いま捉えられてる知見であって、今後じゃあこれの精度が上がるかと言うと、炉内状況の調査が進んだとしても、炉内の状況から今度、総放出量を推定するというのも極めて困難ですので。
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