韓国が何しようが知らない!平昌五輪でむしろ高まる米朝緊張&憲法改正推進本部での発言内容…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.02.13 Tuesday 00:18
くっくり


 だから日常的にここの窓口が開かれていたんですが、最近アメリカはこの窓口をほとんど使わなくなってるんです。
 ものすごく強硬になってるわけ。
 つまりもう北朝鮮と話し合う余地はないと。

 そうすると中国としては、やっぱりできるだけこう、戦争なく、しかも金正恩体制は崩壊せずに、中国の言うことを聞いてくれるようになればいいぐらいの現実感覚はあった。
 ある程度アメリカの力を利用して、嫌な金一族を排除しようかというのもあるけれども、定まってないわけです、中国は完全には。
 だからもうびっくりしてとりあえずアメリカのあまりにも強硬な姿勢が、水面下で目立ってきたから、ヨウケツチさんっていう、外務大臣の王毅さんじゃなくて、外務大臣より上の外交の責任者を送って、アメリカの鼻息の荒さを計ってこなきゃいけない状態になってる。

 だからこんな大事なニュースがほとんど平昌五輪に隠れて出てこないというのは、問題なんですが、これ北朝鮮はじゅうぶん認識してるんですよね。
 こういうことが表れてるニュースが次の項目。


(3)米韓「最大限の圧力」確認 北朝鮮牽制に温度差も

【共同通信によりますと、平昌冬季五輪開会式に出席するため韓国を訪問したアメリカのペンス副大統領は8日、ソウルで文在寅大統領と会談し、北朝鮮に対して「最大限の圧力」をかけることを確認しました。韓国大統領府によりますと、「最大限の制裁と圧力」によって北朝鮮を非核化に向けた対話に引き出す方針を確認しました。そして、平昌五輪を機に、融和攻勢を仕掛けて日米韓の分断を図る北朝鮮をけん制しました。会談で文大統領は、北朝鮮と「多角的な対話に向けた努力」が必要だと述べ、対話の必要性も強調しました。これに対し、ペンス副大統領は、制裁緩和など安易な妥協をしないように、文大統領に釘を刺したとみられます。二人は記者会見も開かず、温度差をうかがわせる会談となりました】

 今の記事だけでも、異常な会談になったというのはある程度お分かりいただけると思うんですが。
 僕は外交・安全保障と関わるようになってから25年ぐらい、少なくともそうやってずっと間近でいろんな首脳会談とか首脳級の会談を見てきた目で言うと、これ、過去、一番異常ですよ。

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