名護市長選で自民系勝利!世論調査が“覆った”のではなく隠れていた民意がやっと表に出てきた…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2018.02.05 Monday 20:45
くっくり
何を言ってるかというと、世論調査とか出口調査でお答えになる人はあくまで、匿名なんですけれども、でもやっぱり自分の意思表示をはっきり世の中に言いたくないって人が、こう、おっしゃらないってあるんですよ。
で、今回の名護市長選挙、世論調査を覆したんじゃなくて、こう、移設反対、アメリカ軍は出て行け、そういうことを声高に言う世論に、合わせるならば、やりやすいけれども、それと反対の意思表示をするのは、非常にやりにくい。
たとえば沖縄に、琉球新報と沖縄タイムスという伝統のある新聞が2紙あるわけですけども、全く同じ方向ですよね。
よく見ると微妙に違いはあるんですけれども、基本的には同じですよね。
テレビ放送もそうですよね。
NHKもそうですよね。
そうするとやっぱり当然、ずっと、広くはない沖縄で、仕事をし、生活なさる方っていうのは、違う意見を言いにくくなってるっていう現状があるわけですけど、それがすごく表れた市長選挙だったですよね。
だから奇跡の逆転とかそういうことじゃなくて、隠れていた民意が、やっと…。
もうこれ以上、もう米軍基地の話ばっかりで、沖縄の、自らの頭を押さえられるようなことを…。
で、逆に言うと、米軍基地出て行けってことは、中国歓迎ってことになりますから。
で、翁長知事が中国の支援のもと県知事選挙に当選したっていうのは、ここで何度も申し上げてますが。
で、中国からの観光客を大量に受け入れて、ま、それにどっぷり浸かってる沖縄経済になりつつあってですね。
そうすると、米軍出て行けっていうのも本当の県民の願いだけではなくて、あるいはそれよりも、中国の欲望・願望が背景にあるっていうことが、よくみんなに分かってきて、それでこの当選だったと思いますし。
それに加えて、ちょっとここは僕も、というかこの結果は半ば予想してましたが、僕も驚いたことはですね、地元沖縄のメディアとか政治家の方に聞くとですね、与党側から見て一番楽天的な人で、1000票ぐらい差を付けて当選できるよって言ってたんです。
ところが実際は、渡具知さんが2万票を超えて、稲嶺さんが1万6000票台でしたから、3000数百票の差がついたんですよね。
だから、ここは予想外の票がついて、圧勝という言い方は正しくないだろうけど、非常に確実な勝利を刻んだっていうことですよね。
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