安倍総理訪韓の真の理由&総理改憲案の隠し球『実力組織』への置き換え…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.01.30 Tuesday 00:03
くっくり


 だいたいこの時期に北朝鮮がちょうどオリンピックをやる韓国を利用して、核開発の時間を稼いだりですね、あるいはアメリカ軍の攻撃の可能性を意図的に減らそうとしてたり、あるいは日本や韓国のお金をあてにしてたり、そういうことに乗ってしまったのはこの人ですから。
 だからもう責任の大半は文在寅大統領にあります。
 しかし安倍総理にも、日韓合意ってものをやって、あたかも韓国は約束を守るような幻想を作ったことの責任はあるわけですよね。
 
 文在寅大統領が本性を露わにして、日韓合意はもう事実上破棄みたいなことを言い出して。
 再交渉と言ってましたが、再交渉っていうことは要するに破棄ですよ。
 いったん国家間で合意したやつを、気に入らないと破棄できるんだったら、もう何の約束も国際社会で成り立たないので。

 安倍総理って皆さんどのようにご覧になってるか分からないけど、本当に温厚な人です。
 前言ったとおり、飯食ったことは1回ぐらいしかないから、いわゆるお友達付き合いはしてないので、電話で文句言うだけですから。
 嫌な相手だと思いますけど(笑)。
 それで安倍総理の側から電話かかったのは、過去1回だけですからね。
 一昨年の6月に参議院選挙に出るべきだって、その1回だけですよ。

 温厚な人だけど、すごく怒ったんですよ、今回。
 温厚な人が怒るというのは、急にワーッと怒鳴ったりするんじゃなくて、じっと耐えながら、我慢しながら、何ていうのか、こうブスブスと煙が下の方から出てくるみたいな。
 鬱屈するがごとく、すごく怒ってですね。
 だからもうオリンピックの開会式なんかとんでもないと。
 だいたい、そういう感情的なことよりも、北朝鮮に利することになる、それからオリンピックの政治利用に乗っかることになると。
 今、僕らが言ってることと同じことを安倍総理は考えて、それでいったん行かないことをもうほとんど決めたんですよ。

 だからその頃に産経新聞が、見送りって書きましたけど、あれ誤報ってわけじゃないんですよ。
 今回それを覆したのもまた産経新聞、安倍総理の単独インタビューという。
 安倍総理の判断が覆っていく理由は、日韓合意じゃないんですよ。
 これは今朝、はっきり言っておきますが、この(共同通信の)記事には、日韓合意が焦点だという、それしか書いてないですよね。

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