慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>

2018.01.26 Friday 00:13
くっくり



5月8日
正義連(旧挺対協)が、前日の李容洙の会見について「李さんは92歳で記憶が歪曲されている」と反論。李には1億350万ウォン(約900万円。28年間で3回の支払い額合計)を支給したとし、領収書を公開した。
与党関係者らはこれまで「李さんの記憶ははっきりしている」と強調してきたが、今回、李が尹美香らを批判すると、記憶力の問題で片付けた。
なお、尹美香は同日、「(30年前に)李さんと最初に電話で話した時は、『私は被害者ではなく、私の友人が…』だった」とフェイスブックに書き、李が元慰安婦ではなかったとも受け取れる反応を示した。
李容洙は過去に何度か挺対協を批判したことがあるが、今回の騒動は異質であり、朝鮮日報は9日付の社説(日本語版)で、このように述べた。「慰安婦問題では国民から寄付を集め、日本からも慰労金を受け取り、最終的に国会議員にまでなった人物たちは今、これまであれほど持ち上げてきた女性を本物ではないかのように、あるいは認知症の老人のように取り扱っている。もし李さんが慰安婦でなかったのなら、これまで彼らはこれを知りながら利用してきたことになる。もしそのことが事実なら絶対に容認できない」。

5月11日
正義連(旧挺対協)がソウル市内で記者会見を開き、同団体が募金を元慰安婦のために使っていないなどとの指摘について、「募金を伝達するだけが支援事業ではない」として、募金の運用に問題はなかったと説明した。詳細な内訳の公表を要求する声には、「世の中のどの市民団体が活動内容を一つ一つ公開するのか」として回答を避けた。
しかし同日、朝鮮日報が取材したところ、正義連は「日本軍慰安婦被害者問題解決」のため受け取った寄付金の支出について、実際よりも過度に粉飾し会計処理を行っていたことが分かった。飲み屋で1日3300万ウォン(現在のレートで約293万7000円)を支払ったことになっていたが、正義連が当時実際に支払った額は430万ウォンで、会計処理ではその8倍近い額が記載されていた。また正義連が「寄付金の内訳は透明性を持って管理されている」として公表した2017年から2019年までの「年度別寄付金収入内訳および事業別支出内訳」も、記者会見のため別途作成された非公式資料だったことが明らかになった。正義連が自ら、かつて国税庁ホームページに公示した「公益法人決算書類」とも違っていた。正義連がこれまで税法に基づいて公示してきた資料もずさんだった。正義連は「人員不足の中で仕事を進めたため、内部的な問題があった。厳密ではなかった」と述べた。正義連の李娜栄理事長は李容洙と支持者に向けて、「心に不要な傷を付けてしまって申し訳ない」と公式謝罪した。だが、寄付金使用に関する疑惑については、「この問題で誹謗中傷し、ひいては活動家を分裂させ、傷付けた皆さん、反省してほしい」と非難した。正義連が2017年から支給されていた国家補助金を会計帳簿に記載していなかったことも確認された。収益内訳を「0ウォン」、あるいは支給額よりも少ない金額を記録していた。

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