慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>
2018.01.26 Friday 00:13
くっくり
<2020年>
2月6日
元朝日新聞記者の植村隆氏が、慰安婦について書いた記事を「捏造」とされ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と出版社3社に謝罪広告の掲載と損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌高裁は、訴えを退けた1審判決を支持し、植村氏の控訴を棄却した。植村氏は上告する方針。
3月3日
元朝日新聞記者の植村隆が、「慰安婦記事を捏造した」などと指摘する記事や論文で名誉を傷つけられたとして、文芸春秋と麗澤大学の西岡力客員教授に損害賠償と謝罪記事の掲載などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は、植村氏の請求を棄却した1審東京地裁判決を支持し、植村氏側の控訴を棄却した。植村氏側は上告する方針。
3月29日
「日本軍による慰安婦の被害者を支援する韓国挺身隊問題対策協議会」(旧名称は挺対協)がソウル市の支援金を重複申請し、審議過程で摘発されていたことが分かった。ソウル市はこの日、挺対協とその後身で事実上同一団体である正義記憶連帯が同時に性平等基金に申請を行っていた事実を確認し、1団体を支援から除外することを決めたと発表した。
5月7日
講義中に「慰安婦は売春の一種」という趣旨の発言をして物議をかもした延世大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授が、学校側から停職1カ月の懲戒処分を受けた。柳教授は「懲戒に不服」とし「真実を明らかにするために努力する」と述べた。柳教授は2019年9月、講義中に「慰安婦は売春の一種」と発言し、問題提起した女子学生に「気になるなら、一度やってみますか」と問いかけてセクハラ論争が起こっていた。柳教授は7日に発表した声明文の中で、「『気になるなら、一度やってみますか』という発言は『研究を一度やってみなさい』という趣旨の発言だった」と釈明した。
5月7日
元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)が大邱で記者会見し、ソウルの日本大使館前で毎週開かれている日本政府への抗議集会(水曜集会)と、集会を主催する慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連。旧挺対協)を強く批判した。李容洙は、日本大使館前での集会について「学生たちが尊いお金と時間を使っているのに、集会は憎悪を教えている」「学生たちに良い影響を与えず、集会はなくすべきだ」などと語り、「集会への参加学生からの募金はどこに使われるか分からない」「募金は元慰安婦のために使われていない」と批判。今後、集会に参加しない意思も示した。李容洙はさらに、「(正義連に)30年間だまされるだけだまされ、利用されるだけ利用されてきた」と述べ、2020年4月の選挙で「共に市民党」の比例代表として当選した尹美香(ユン・ミヒャン)前正義連理事長について、「私欲のため的外れなところに行った」と指摘した。李容洙の「暴露」は、以降次々と浮上する正義連と尹美香に対する一連の疑惑の発端となった。尹美香はこの時点では国会議員にまだ就任していない「当選人」。5月30日に就任予定。
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