慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>
2018.01.26 Friday 00:13
くっくり
8月3日
愛知県などが支援する国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」(芸術監督はジャーナリストの津田大介氏)が、開幕からわずか3日で中止された(10月に入場制限をかけて再開。7日間)。直接の理由は展示内容に対する脅迫だとされた。バーナーで昭和天皇の写真を燃え上がらせる映像を展示したり、「慰安婦像」として知られる少女像を展示するなどし、開幕当初から「日本に対するヘイトだ」などと批判が集中していた。
名古屋市の河村たかし市長は、自身が展示中止を求めた抗議について「表現の自由の規制が目的ではなく、公共施設の管理、利用方法が不適切と指摘した」と説明した。これに対し、愛知県の大村秀章知事が「表現の自由を保障した憲法21条に違反する疑いが極めて濃厚ではないか」と批判するなどし、波紋が広がった。
8月16日に大村知事により設置された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」が、9月25日、検証委は中間報告を出し、「条件(脅迫や攻撃を回避すること、展示方法や解説を改善することなど)が整い次第、速やかに再開すべきだ」とした。中間報告では、津田大介芸術監督の責任が厳しく指摘された。
9月26日、この中間報告を受け、文化庁は補助金およそ7800万円を全額不交付とすることを決定した。補助金申請者である愛知県が、展覧開催に当たり、来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず、それらの事実を申告することなく採択の決定通知を受領した上、補助金交付申請書を提出し、その後の審査段階においても、文化庁から問合せを受けるまでそれらの事実を申告しなかったことが、不交付の理由とされた。
「あいちトリエンナーレ2019」は10月14日に閉幕したが、2019年末の時点で、大村愛知県知事と河村名古屋市長の対立が続くなど、余波は収まっていない。
8月14日
ドイツの首都ベルリンの観光名所ブランデンブルク門前に慰安婦像が展示された。在独韓国系団体が企画した。戦時下に性暴力を受けた女性を追悼する集会の一環としている。
8月14日
韓国で法定記念日に定められた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府主催の式典がソウルで開かれた。式典には元慰安婦や市民団体、専門家ら約300人が参加。文在寅大統領は出席せず、「韓国政府は被害者の尊厳と名誉回復のために最善を尽くす」「国際社会で共有し、広めていく」とのメッセージを寄せたが、日本への批判はなかった。
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